ヴィル先輩のハンカチ！絶対オシャレ！ ページ2
そして時は過ぎ、3時間目が終わったところ｡
私は移動教室があったので、廊下を1人で歩いていた。
廊下の曲がり角を通ろうとした時、すらっとした人影が見えた。
あれはヴィル先輩だ。
私は思い出す。
あ、そう言えばまだ先輩にハンカチ返してないや。
今持ってるし返しちゃおっかな。
こう思い、ヴィル先輩に声をかける。
ユウ「先輩｡今ちょっといいですか？」
ｳﾞｨﾙ「あ、あら。どうしたの。」
ヴィル先輩は、私が話しかけた途端、わかりやすくおどおどし始めた。え？なんで？？？
昨日洗ったハンカチをポッケから取り出す。
ユウ「あの、昨日のハンカチ｡どうもありがとうございました！」
ｳﾞｨﾙ「あぁ、そういえばアンタに貸してたわね。どうも。」
先輩は細い指先でハンカチを受け取る。
まじで何やっても絵になるなこの人｡美し過ぎて尊い。
ｳﾞｨﾙ「…」
ヴィル先輩は、ハンカチを受け取ってしばらく経っても私を見つめてくる。
な、なんでだ！？もしかして毛穴が開いてるとかネクタイが曲がってるとか！？
確認してみてもネクタイは曲がってない。毛穴は知らん。
そんなことを考えていると、先輩が口を開いた。
ｳﾞｨﾙ「…ねぇ、ユウ｡」
ヴィル先輩は、もじもじしていてなんだか小さな子供のようだった。一体どうしたんだ本当可愛い。
ｳﾞｨﾙ「…なんでもないわ。」
本当にどうしたんだ！？！？そんなにためて言われると気になるんですが！
ユウ「あ、はい｡じゃ、じゃあ…？」
私はヴィル先輩を通り過ぎ歩き出す。
なんか後ろから視線を感じる。
ｳﾞｨﾙ「ユウ！やっぱりちょっと待ってちょうだい！」
私が歩き始めて間もなく、ヴィル先輩に呼び止められた。
ユウ「は、はい！なんでしょう？」
先輩は、手を頬におき下を向く。
長いまつ毛が目に影を落とす。いとうつくし。
そして先輩は深く息を吸いこう言った。
ｳﾞｨﾙ「…ごめんなさい。」
へ？？？？なんか謝られる要素あったか私に？
ユウ「えっえっ？」
私が戸惑っていると、ヴィル先輩は申し訳なさそうな顔をしてこう話す。
ｳﾞｨﾙ「昨日の夜…ルークに聞いたの。」
ヴィル先輩はまっすぐ私の目を見た。
ｳﾞｨﾙ「アタシ、あなたのこと勘違いしてたみたい。」
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推しが尊い - どの夢小説見てもヴィル様がまじでいい人すぎて泣く (5月1日 14時) (
レス) @page19 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
すす - めっちゃ面白すぎます、夢小説でこんなに続きが気になるの初めてです、、、続き楽しみにしています(;_;) (4月22日 23時) (レス) @page36 id: e44ad229ef (このIDを非表示/違反報告)
ありおりはべり。(プロフ) - 髑髏さん» わー嬉しいです！ありがとうございます！続きはしばしお待ちください🙏 (3月29日 17時) (レス) id: f0c4f4195c (このIDを非表示/違反報告)
髑髏 - え、無理とうとい。続きは？続きは何処ですか？？？今すぐ作者さんにマドル捻じ込みたい。（hey policemen‼︎） (3月29日 2時) (レス) @page34 id: 4e37b35646 (このIDを非表示/違反報告)
ありおりはべり。(プロフ) - 九尾さん» 身に余るお言葉恐縮です！今テスト期間なので更新は遅くなってしまいますが、楽しみにしておいてくださいね！ (1月21日 22時) (レス) id: f0c4f4195c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありおりはべり。 | 作成日時：2023年9月9日 20時
