俺は貴方が､(CrossSans)(AUSans) (ページ1)

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ｰｰまさかの誘拐｡ｰｰ(*"前編ページ1

＊携帯の着信音が聞こえる中､気だるそうに携帯を手に取る貴方｡メッセージを送りあえるアプリを開き誰かを確認した｡

＊その人は最近ネットで出会ったばかりの新しい金ズル｡

＊若く､顔が良い男｡だけど自己中心的そうで多分ナルシストだと予想した｡

×ｰｰ「今日○○駅○カフェ前で会わないか？

＊まぁいいか､と貴方は思い返信をした｡

*「了解しました！私××さんといつか会いたいな〜って
思ってたのですっごく嬉しいです〜♡何時くらいがいいですか〜？‪

＊自分でも嫌気がさすような内容のメッセージ､いつもどんな男に対してもこうやって媚び売っとけばすぐ惚れてくれる｡

＊そんな事を考えているうちに返信が来た｡

×ｰｰ「7時位が丁度いいんだ｡

*「分かりました〜！たぁっくさんオシャレしちゃいますねっ♡

＊そう入力し終え返信をした｡化粧だなんていつだって
出来る｡だからいつもギリギリにする｡服は先に着替えたりはしないと時間的に急がなくてはならなくなるから着替えた｡

＊予定の時間10何分前になり化粧も終わり家を出た｡

*「今お家出ました〜！♡

×ｰｰ「分かった｡俺はもうすぐ着く｡

＊速いな〜とも考えながら少し早歩きで小さなバックと共
に綺麗な可愛らしい流行りの服を着ながら小柄な自分の身体を美しく見せるように堂々と歩く｡

＊○○駅近くの○カフェ前､しっかりメッセージを見返し
読んで間違えないようにした｡ヘマは1つでもダメな事だから

＊着いた時○カフェ前にいたのは､1人だけだったけれど…

＊写真とは全く違う､いや種族が違うモンスターがいた｡

＊最近有名になった6人の組織､そのBOSSとしてカリスマ性が高い闇の帝王がある｡だなんて噂があるモンスター達

＊まぁ冗談なのだろうが､と思い黒いモンスターに近づく｡

＊加工詐欺や別の人の顔を使うのは誰でもよくある事
だし､なんて事を考えながら話し掛けた｡

*どうも！もしかして××さんですか？

×そうだが､よく分かったな

*今は××さんしかいなかったので！

＊軽く笑いながら私は言った｡

×確かにそうだったな…まぁ取り敢えずどっか行こうぜ､

×服でも買ってやるよ｡

*ありがとうございます！

＊そして裏路地近くに行こうとする××さん｡

＊多分だが体目当てか金目当てかどちらかだろう…

＊比較的に私とは体格差もあるし骨っぽいし大丈夫だろう

＊私はそんな事を余裕の表情で考えていた｡そんな時ｰｰ

ｰｰ**これにて1話終了(次回はあります)