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第5師団の部屋に戻ってアホ提督からの命令について、結や他の第5師団の団員達に話をする。でも単純に見張ればいいだけだから少人数がいい。そう言えば、誰が行くか口論を始めた。
_____地球に行く仕事だけは皆積極的すぎ。
これから先、地球に行く仕事は私がくじ引きで決めたろか。あ、でもそうしたら私毎回行ったら皆に怒られてしまうか。
そんなことを考えていたら団員から質問をされていた。「何人で行くのですか?」と。2,3人かなあと答えれば、また皆は目を鋭くする。
_____お前らいつまでそうするつもりだよ。
「A様、そろそろ止めないと...」
「別に大丈夫でしょ、建物が壊れるわけじゃあるまいし」
やり過ぎればちゃんと叱りはするが、特に問題がないのなら好きにやらせてやれば良い。叱りすぎてクーデター的なの起こされたら私に居場所がなくなる。それだけは避けなければ...。
「団長!俺、行きてー!」
そう叫んだのは第5師団の中で戦いが大好きな奴。所謂神威みたいに戦闘狂みたいなものだ。...神威ほどではないけど。
「A、地球行くの?」
「仕事のためにね」
「美味しいもののお土産ちょうだいネ」
「あんたも行けば...って、神威!」
団員かと思い、半分適当に返していれば隣にいたのは神威だった。そういえば、神威は地球のご飯美味しいって言って、よく結につくらせてるっけ...。
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作者名:煎餅 | 作成日時:2019年5月24日 20時