もう1人の吉田松陽の弟子 Part２ (ページ1)

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あれから高杉と桂も一緒に住むことになった。

毎日が騒がしくなったけど、

正直ご飯を作るというめんどくさいことが

当番制のため、作らなくていい日が増えたことが

私のなによりの嬉しいことだ。

松「A、そろそろ松下村塾が始まりますよ」

『わかった、今行く』

自分の部屋の襖を閉めて松陽の後を歩く。

松陽の背中は大きい。けど、どこか寂しそう...。

私はいつも、なんだかそう感じてしまう。

そんなことを考えていたら、

ご飯を食べる部屋に着いていた。

そこにはもう、3馬鹿は揃って座っている。

桂「銀時、まだ先生とAが来ていないだろう」

銀「少しくらいつまみ食いしたってバレねェだろ」

高「銀時お前、前を見てみろよ」

銀「あ？ぁ".....」

『((ﾎﾞｿｯ相変わらずの馬鹿な白もじゃ...』

今なにが起きているのか。

それは、銀時がつまんだのは松陽のおかず。

つまり、それがバレて銀時はビビっている。

簡単に説明するとこんな感じ。

松「銀時、君は本当に懲りないですね」

そう言って松陽は銀時を床に沈めた。

...ご愁傷さま、銀時。

ほんとにあんたは学習しない馬鹿だね。

高「早く食べようぜA。

こんな奴が起きるの待ってたら

いつまで経っても飯が食えねェ」

『たしかに』

桂「さあ！先生も座って朝ごはんを食べましょう！」

松「そうですね折角のご飯が冷めてしまいます」

松陽が席に着いたら、皆でいただきますをした。

...銀時は床に埋まって気絶したままで。