もう1人の吉田松陽の弟子 Part２ (ページ6)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:17,070 hit

５３ページ6

.

『ふぁ～』

1人お風呂で大きく伸びをしてくつろぐ。

今の時刻は夜。

私はいつもなんか1番風呂に入らされている。

おかげでゆっくり入ってると人が増えたため

怒られてしまうが、まあまったりしている感じだ。

はあ～、お風呂気持ちよくて最高。

((ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

『......』

((ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

『......』

((ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

『......』

((ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

銀「てめェAいい加減にしろよてめェェ！！」

『なんだ、銀時か』

銀「なんだじゃねェ！」

こっちはてめェが遅いせいで風呂入れねェんだよ

そう言ってはずっとお風呂の扉を叩く。

『まだいつもより時間は早い』

銀「嘘だろ、あいつらいつもお前にそんな長い時間

風呂に入らせてやってんのかよ...」

そこから先は何を言っているのか、

声が小さいしﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言っているため聞こえない。

銀時は相変わらず中身が小さい男だ。

銀「今日は俺が2番目に入んだぞ！」

『...だから？』

銀「とっとと寝てェからさっさと出てこい！！」

(((ｶﾞﾗｶﾞﾗｧｧ

適当に銀時の言葉をスルーしていると、

お風呂の扉の前の扉が開く音が聞こえてきた。

桂「銀時、何をやっているんだ！

一応女子(おなご)が入っているのだぞ！」

銀「あれは女子じゃねェ、

ただの風呂好きの白米娘だァァ！」

『うるさい』

ていうか、娘って言ってる時点で

ちゃんと女認定されてるのはわかってしまうのだが。

...それくらいも理解できないのか銀時は。

桂「女子(おなご)が入っているというのに...

貴様、それでも侍か！」

高「女なら普通はもっと弱ェし女子力あるだろ」

どーせ私は普通の女子じゃないですよ。

銀「取り敢えず俺はとっとと寝てェんだ！

なんでこういう時間に出てこねェんだよA！！」

なんでか教えてあげよう。

『あんた達がそこにいるからに決まってるでしょ』

銀高桂「「すぐ出て行きます」」

折角の私の楽しみ①があいつらのせいで台無しだ。