検索窓
今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:88,200 hit

17 ページ19

.



あれから数日がたった。

松下村塾ではいつもより騒がしい声が響き渡る。



『こりないね、2人とも』


桂「そうだな」



なぜならそう。

銀時と高杉はあれから毎日稽古しているから。

今もそう。ずっとやり続けている。

松下村塾の皆、ほとんど見飽きてきてるけど。



『今日はおにぎりないの』


桂「稽古中に持ってくるわけないだろう」



呆れた目で私を見てるけど桂、

あんたこの前の稽古のときに握ってたじゃん。



桂「お前もやらないとあいつらに置いて行かれるぞ」



そう言って桂も竹刀を振り始める。

…私、もう置いていかれてるんだよね。

銀時にボロ負けしてからやりあってないけど。

…私も素振りしよ。



「Aちゃんはなんでいつも誰かと稽古しないの?」



素振りをしているとき、急に女の子が聞いてきた。

名前は知らない。←

けどいつもよく話している子。



『なんでって言われても…』



こういうとき、ものすごく国語力が欲しくなる。

私生まれも育ちも日本なのに日本語わかんない。←



『というか、急になに』


「いや〜、銀時はいつも高杉とやってるけど、

Aちゃんがやってるのは見たことないなあって」



そういえばこの子来てまだ1年たたないのか…。



『私、前銀時とやってボロ負けした』


「それから高杉みたいに何回も挑まないの?」



なんて説明したらいんだろう…。

実は私は何気に負けず嫌いなところがあるらしい。

なのになんで銀時に挑まないのか。

そう、次やって勝って同じ目にあわせるため。



『なんか…めんどくさくて』


もうめんどくさいからそんな理由でいいや。

18→←16



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
83人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 松下村塾
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

樹羅 - 幼少期、すごい。かわいすぎ。(ニックネ−ム、樹羅とか吉羅とかあるんで「きら」読みは全部うちです。) (2019年6月3日 14時) (レス) id: 2c9031588c (このIDを非表示/違反報告)
あおい - めちゃんこ面白いです!これからバンバン感想書きまくるかもしれないですが←おい 頑張ってくださいね! (2019年6月3日 1時) (レス) id: ccb1bfcc8b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:煎餅 | 作成日時:2019年3月20日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。