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『ふぁ〜...』
松「おはようございます、A」
『おはよう...』
あれ?
なんで私枕抱きしめたまま寝てるんだろう...。
なんで隣に高杉や桂がいるんだろう...。
松「覚えていませんか?昨日のことを...」
『昨日...?』
たしか昨日は松陽の怪談話を聞いてた。
銀時が死んだように倒れたのは覚えてるけど...
『そのあとどうしたっけ...?』
松「私が蝋燭を片付けている間に、
Aは眠ってしまっていたんですよ」
『なんにも覚えてない...』
つまりあれか。私は爆睡したのか。一瞬で。
『でもなんで高杉と桂もここで寝てるの』
泊まるって言うから部屋用意してあげたのに。
使わなかったなコノヤロー。
松「さあ、なんででしょうね」
『...?』
笑いながら言うってことはなにか知ってるのかな。
取り敢えず、枕を抱きしめてた理由はわかった。
松「A、最近昔の夢、見なくなりましたか?」
『......』
松陽に言われて考える。
たしかに、拾われてすぐは見てたけど、
最近は全然見ない。
まあ、見るときもたまにあるけど。
『最後に見たのは高杉が道場破りに来る、
数日前だった気がする。
...なんでだろ』
そう言ったら松陽は笑った。
松「今をAが楽しんでるからかもしれませんね」
『たしかに、来たばかりの頃はやばかったからね』
“それは良かった”
松陽はずっと心配してくれてたのかな。
拾われたのが松陽でよかったなあ...。
松「さて、銀時達を起こしますか」
『...顔洗ってくる』
3馬鹿を起こすのはめんどくさいから逃げる。
起きてすぐびっくりされたりしたらいやだしね。
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樹羅 - 幼少期、すごい。かわいすぎ。(ニックネ−ム、樹羅とか吉羅とかあるんで「きら」読みは全部うちです。) (2019年6月3日 14時) (レス) id: 2c9031588c (このIDを非表示/違反報告)
あおい - めちゃんこ面白いです!これからバンバン感想書きまくるかもしれないですが←おい 頑張ってくださいね! (2019年6月3日 1時) (レス) id: ccb1bfcc8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:煎餅 | 作成日時:2019年3月20日 1時