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舞踏会の会場は、多くの女性が色とりどりのドレスを身に纏い 王子の気を引こうと王子の周りに集まりにぎわっていた
しかし、いくら美しい女性を見ても王子の反応は今一だった
グル(王子)「帰りたい…」
オス(家来)「まあまあ、そんな事言わずに と、言うか此処が貴方様の城ですよ」
グル(王子)「知ってる」
オス(家来)「大体、王子が早く相手を見付けないからでしょ自業自得」
グル(王子)「…煩い」
オス(家来)「ん?何処に行こうとしてるので?」
グル(王子)「気分転換」
王子が、会場を出て行こうとした瞬間 正面の扉から一人の女性が入って来た
王子は思わず足を止めた
会場が一瞬ｼｰﾝと静まり返る
それ程までに、彼女は美しかった
A(シンデレラ)「もう…終わってしまいましたか…?」
王子はシンデレラの方へと迷わず向かい、シンデレラ手をとる
グル(王子)「ご安心を、未だ始まったばかりですよ」
A(シンデレラ)「! 良かった!親切にどうも」
シンデレラは微笑み、お辞儀をする
その姿は会場に居た者達全てを魅了した
グル(王子)「私と踊って頂けますか?」
A(シンデレラ)「喜んで!」
皆が注目する中、二人は優雅な曲に合わせて踊る そして皆が悟る 王子に相応しいのは彼女だと
グル(王子)「やはり、君には黒が似合う どうか俺の姫君に成ってくれないだろうか」
A(シンデレラ)「えっ!?あ、わ、私…」
シンデレラは、ふと近くの時計を見て慌てる
A(シンデレラ)「帰らなきゃ!」
近くの扉から急いで出て行こうとするシンデレラを王子は追い掛ける
A(シンデレラ)「もう直ぐで24時…ｯ!?」
長い階段の途中で、転んでしまった その衝撃で片方のヒールが脱げてしまった
痛む足で靴を履こうとするが其れを阻止するかの様に 誰かに腕を引かれ、後ろから抱き締められる
A(シンデレラ)「離してください!急いで帰らないと」
その瞬間、魔法が解けシンデレラのドレスは元のドレスへと戻ってしまった
グル(王子)「間に合わなかったな?元より、君が目的だった そう簡単に帰さないゾ?」
王子はシンデレラに口付けをするとﾆｲと口角を上げた
グル(王子)「さあ、俺達の城へと戻ろうかシンデレラ」
めでたしめでたし
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凍てつく闇(プロフ) - Ayaさん» 意味深ですねぇ←←← (2021年9月19日 20時) (
レス) id: fb05f8f52b (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - グル「お前は紅い堕天使か?狡猾な妖狐か?白々しい悪魔か?自傷に勤しむ人狼か?仮面を被ったインプか?」 はい、過呼吸 (2021年9月19日 14時) (レス) id: b462e5db2b (このIDを非表示/違反報告)
凍てつく闇(プロフ) - 十六夜咲夜さん» 返事が遅くなってしまって申し訳ないです! Gルートww(言われて気が付いた作者←←←) (2019年12月9日 21時) (レス) id: 6a03f091fc (このIDを非表示/違反報告)
十六夜咲夜(プロフ) - GがGO☆KI☆BU☆RIちゃんかと思った。そしてガチで心配してた私が馬鹿だったと思うほど良かったぜ☆ (2019年8月28日 14時) (レス) id: 45e3c3b5bd (このIDを非表示/違反報告)
凍てつく闇(プロフ) - カイさんさん» コメントありがとうございます！恐縮です(喜びの舞い) (2019年8月27日 7時) (レス) id: 6a03f091fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凍てつく闇 | 作成日時：2019年3月6日 9時
