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悲嘆に暮れる人魚姫の前に人魚姫の姉達が現れた
鹿目(長女)「A!」
A(人魚姫)「鹿目お姉様!? その髪!」
鬱(長男)「髪と引き換えに海の魔法使いに貰った短剣を貰ったんや」
長男は、人魚姫に短剣を差し出す
A(人魚姫)「これは…」
ゾム(三男)「王子の流した血で人魚の姿に戻れる」
コネ(次男)「日が上る迄に王子を殺せ。ええな」
人魚姫は眠っている王子に短剣を構える…が
人魚姫は愛する王子を殺す事と彼の幸福を壊すことが出来なかった
A(人魚姫)『無理だわ…私には… ｯ!!?』
突然、体をｸﾞｲと引っ張られ体勢を崩し 誰かに押し倒される
オス(王子)「姫サマは優しいな そんなに俺の事を想ってくれてるなんて嬉しいめう。あの時と変わらへん やっぱり姫サマが良いめう〜」
混乱する人魚姫を横目に、王子は楽しそうに話す
オス(王子)「本当は姫サマと式を上げたかったんやけど…戸籍を一から作ってからやと時間が掛かるんよ せやから、手っ取り早い方法にしためう」
王子は、人魚姫が持っていた短剣を外へと投げ捨てた
オス(王子)「姫サマの声が直接聞けないのは残念やけど… これ程迄に、この眼であった事に喜びを感じた事は無い」
すると、扉の向こうから使用人であろう男性の声が聞こえてきた
ひと(使用人)「王子…手筈通り妃を」
オス(王子)「嗚呼、死体の処理は任せる」
人魚姫が、その会話の意味を悟った瞬間 顔が青ざめた
オス(王子)「ずっと姫サマが欲しかった。あの時、俺を助けてくれた時から… 姫サマをずっと探してた。恩返しがしたかった だから色んな人に聞いた」
A(人魚姫)『どう言う事…』
オス(王子)「けど皆、嘘付きめう 本当は何もしてない隣国の姫君が此処ぞとばかりに嘘を付いた。でも、そんなある日 姫サマが倒れて居るのを見付け心を読んだ」
人魚姫は、驚いた表情で王子を見上げる
オス(王子)「其れで確信した 姫サマがあの時助けてくれた姫サマだって。しかも嬉しい事に、こんなに俺を愛してくれているなんて… せやから隣国の姫君を捨て駒にした」
A(人魚姫)『そんな…!』
オス(王子)「大丈夫やで?明日、式をやり直す。あっちは隣国を騙すフェイクめう 姫サマ…もう、逃がさへんよ」
こうして、王子と人魚姫は幸せに暮らしました
めでたしめでたし
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凍てつく闇(プロフ) - はにゃさん» あれれ〜?おかしいにゃ（しらばっくれ） (2022年8月28日 10時) (
レス) @page19 id: 3f523e7c04 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ(プロフ) - 最後の方あれじゃないですか！毒占欲じゃないですか！ (2022年8月28日 8時) (レス) @page24 id: ffe9269156 (このIDを非表示/違反報告)
凍てつく闇(プロフ) - カイさんさん» おや〜?不思議だにゃ〜(すっとぼけ) 人魚姫の物語性とは…?(定義)← (2019年8月27日 7時) (レス) id: 6a03f091fc (このIDを非表示/違反報告)
カイさん - あの、なんでこの人たちは物騒な話になるんだろう。隣の国のお姫様処理って、あとグルさん一体何する気なの？！不可侵て、物質って！完全にh○iじゃん！面白いけど、、核はダメだよ！？ (2019年8月27日 1時) (レス) id: feeb429954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凍てつく闇 | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Sorasora061/
作成日時：2019年3月6日 10時
