不安の大きさ ページ49
たしかに、私はこの世界の不安と未来の不安に押しつぶされていた。
こうしてミツバさんに言われてはじめて私は自分の精神が限界に来ていることを知った
身内はおらず、危険な人物が周りにいること。情報をたくさん持っている分、それがバレたらとんでもないことになること、
以外にも私はあまり強くなかったらしい
ミ「簡単に打ち明けられない悩みは打ち明けなくていいわ。でもこうしてたまに泣くのもいい気分転換よ」
『ありがとうございますミツバさん。私、こんなに泣くなんて初めてです。
きっとミツバさんの言葉には人を力づける何かがあるんですね』
ミ「そんなたいそうなものではないわよ。
それじゃ、Aちゃんもスッキリしたことだしデザートにしましょうか。総ちゃん、冷蔵庫に入っているプリン持ってきてくれる?」
沖「・・・わかりやした」
そういえばこの場には沖田もいたんだった。
私、がっつり泣いてたんだけど、どうしよう。
みっともない,
恥ずかしすぎる
.
.
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結局私はデザートを食べ、お風呂に入らせてもらい泊まることになってしまった。
帰ると言ったのに、ミツバさんは全く許してくれず沖田の部屋に布団をひいてしまった。
せめてソファでいいと言ったのに、それも聞いてもらえず私はものすごく気まずい空気の中、沖田の部屋にいる
ミツバさんの部屋には大きな荷物があるらしく私がねれないにしても、ここはないだろう
沖「・・・」
『・・・』
黙っている私たちの間を、空気も読まず駆け回る猫
とりあえず、謝るしかない
『迷惑かけて、本当にごめん』
沖「ほんとでさァ。姉さんに感謝しやがれ」
『もちろんそうだけど、その・・・沖田にも迷惑かけちゃってごめん』
沖「ごめんごめんくどい。お前熱あんだから寝ろよ早く。そこのマスクつけろよ。俺に移したら許さねェ」
そう言ってベッドに潜り込んだ沖田は、リモコンで部屋の電気を消す。
私もおとなしく床にひいてあるふかふかの布団に入った。
子猫は私の体を使い、沖田の頭の横で丸くなって寝てしまった。
それを見届け、私は疲れていることもあり深い深い眠りについて言った
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愛美(プロフ) - カルピン☆☆さん» ありがとうございます!!更新頑張ります (2018年8月6日 14時) (レス) id: a19c0604ca (このIDを非表示/違反報告)
カルピン☆☆(プロフ) - この作品好きです!!更新楽しみにしてます! (2018年7月25日 14時) (レス) id: cd957b2a21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛美 | 作成日時:2018年7月18日 22時