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記憶の話 ページ36

沖田side



俺らの前世のことを知っている、という事実も驚いたが何よりあの女が別の世界から来たということの方が驚いた。

そんなことありえるのかと疑いたいが、前世の記憶持ちで生まれて来た俺たちは別に普通じゃないことが起きても、受け入れることができてしまう。


近「トラックにはねられてにきてハイジャックに合って、知らねえ両親が死んで一人・・か。大変だなAちゃんも。でも初めて3Z来た時のあのテンション、大好きな漫画のキャラが集まったクラスをみてそうなったって言われたら納得するなぁ」


土「信じんのかよ」


山「そりゃあ信じるでしょうよ。初対面で隊長・・沖田さんにあんな興奮してたんですから」


土「そういや浮気されてたけどな。高杉の名前聞いた時から」


山「まあ高杉も沖田さんと同じ女子に大人気ですからね。Aちゃん乗り移っちゃうのかなぁ。最近もあんまり沖田さんの前で興奮しないし」

沖「興奮とか言うんじゃねぇ気持ち悪ィ」



確かに俺の一つ一つの言動でキャーキャー言ってたあいつは最近は収まっている。
飽きたなら飽きたでそれは好都合だ。

せいぜい高杉にでも尻尾を振ってりゃあいい。

土「そういえばAが総悟を好きになった理由、覚えてるか?」

近「確か剣を振るう姿、だったっけな」


土「それは真選組一番隊隊長としての総悟なんだろうな。今の総悟には興味はなくなった可能性あるな」


沖「あの時代の俺をねィ・・・。血塗られた集団だったのに、何が良かったのさっぱりでさァ」



今は今の生き方で十分満足している。

守る幕府いなければ守る街もない。
病で早くに命を落とした姉さんもいるし、攘夷志士が暴れることもない。



がむしゃらに剣をふるって命を奪っていたのに、あの沖田総悟を好きって頭おかしいんじゃねぇのか

浮気はしない→←リアル鬼の副長



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愛美(プロフ) - カルピン☆☆さん» ありがとうございます!!更新頑張ります (2018年8月6日 14時) (レス) id: a19c0604ca (このIDを非表示/違反報告)
カルピン☆☆(プロフ) - この作品好きです!!更新楽しみにしてます! (2018年7月25日 14時) (レス) id: cd957b2a21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛美 | 作成日時:2018年7月18日 22時

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