【銀魂】【名探偵コナン】２つの世界へトリップ (ページ14)

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不思議な子ページ14

山崎side

不思議な転入生だ、と俺たち３Zの剣道部は思っていた。

入り口付近にたまる女子の裏から、そっと亜麻色の髪の部員だけを見つめる。

ものすごくテンションが高いという印象だったが、大人びた部分もあり、クラスではああやって騒いでいるの部活の支障にならないようそっと見つめている

思ったよりも常識人なのだと俺たちは感じた

近「学校にきて二週間か。俺たちのクラスってちょっと個性的なやつばっか集まってるって有名だけど普通に溶け込んでたよな」

土「あいつもキャラ濃すぎだからな、総悟のことになると」

沖「どうせ顔でしょう。ああいうやつは反吐が出らァ」

山「でも、なんか他のファンの子とは違いますよねぇ」

土「ま、頑張れよ総悟」

沖「死ね土方」

近「あ、そうだ。部活の後に牛丼食べないか？」

土「牛丼？まあたまには・・」

沖「さんセー」

山「あ、じゃあAちゃんも誘いましょうよ！」

近「お！いいなぁ！もっとあの子のこと知りたいし！」

沖「は？ふざけんなザキ。なに考えてんでィ」

山「僕も知りたくて。なんとなく違和感を感じるからもっと知りたいなーって」

沖「・・・・昔っからてめェは変わんねぇな。
もうそんな仕事いらねえっつうの」

山「ははは」

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天野A、もうテンション上がりまくりです。

部活が終わったようで、私も帰ろうとしていると呼び止められた。

４人で牛丼食べに行くから私もどうだ、と

もちろん即決

そして私は今、牛丼を食べている

『んーうま！』

近「はは、いい食いっぷりだな！」

『でも、やっぱり目の前でそれやられると食欲失せるなー』

目の前の土方さんの丼はマヨネーズで埋め尽くされている

土「食うか？」

『いるわけないでしょ。ほんと土方さんってマヨラーだね』

まあマヨラーじゃなかったら銀魂ファンとしてはショックだけどね

近「そういや、Aちゃんって俺とトシのことはさん付けで呼ぶのに、総悟と山崎のことは呼び捨てだよな。なんでだ？」

『あれ、ほんとだ。でも、近藤さんは近藤さんとしか呼べないなー。大将だし』

近「・・大将？」

『土方さんはその次って感じで！沖田は沖田だからなー。山崎も山崎だし。扱い的に』

沖「・・・お前」

『え？なに？』

なんか４人ともすごく驚いた表情をしている。
私変なこと言っただろうか

少し不安になっていると、その空気をぶち破る声が聞こえてきた