検索窓
今日:20 hit、昨日:6 hit、合計:612,743 hit

____ ページ46

.








( A side )






とりあえず先生に真相を聞きに行こうと言う結論に至りそれぞれ確かめ合ってた時だった。




甲斐「そんなに納得いかねぇのかよ」




私と逢沢がどうやって準備室に入ろうかとパスワードの解除を試みていれば、未だに床に座り込んでいた西崎に隼人が声をかけていた。




甲斐「だったら、直接あいつに、自分の思いぶつけてみろ」




な?って西崎の手を引いて立ち上がらせた隼人が私のところに来る。

だけどどう頑張っても開かなくて。




『……やっぱり無理だ、開かない』

逢沢「こっちもダメだ」




物理的な方法はある。でも、って隼人を見上げる。




『最終手段しかない。直接、ドアノブ握らなきゃだけど…』

甲斐「───────────俺が行く」




ありがとなって私と逢沢の肩に手を置いた隼人が真っ先に教室を出て行った。




『待って隼人!!』




慌ててパソコンを持って隼人の後を追いかける。


やっと追いついた時隼人は一旦準備室の前に立ち止まり、後ろを振り返った。




『隼人…』

甲斐「大丈夫、あの痛みならもうAのおかげで慣れた」




痛いところ突くなぁって思ってたら早々に開いてしまって。




『えっ、嘘、開いた……』




さっきの努力は何だったんだ…って隼人の後を追う。

そしてそこに居たのは─────────




宇佐美「えっ、さくら?」




ちょこん、と先生の位置に座っていたさくらだった。




宇佐美「なんであんたがいんの?」

茅野「ええと…」

諏訪「それよりぶっきーは?」




なにか言おうとしたけれど諦めて指をさした先は、モニターの中だった。




柊“大胆ですね。爆弾で、命を落とすかもしれないのに”

郡司“お前は俺を殺さない。五十嵐理事官が現場を外された今、人質を殺す意思のないお前は袋の鼠だ。だから警察と交渉できる本当の人質が欲しい”




だろ?って警察の人がそう言う。

この人頭いいなって客観的に思ってしまう。

……結構イケメンじゃね?




甲斐「あ?」

『ごめん声出てた…』




思いっきり声に出てたって隼人に小突かれる。ごめんなさい…地味に痛いよ。




柊“さすが刑事さん。なら、人質になってもらえますか?”

郡司“残念ながら俺は確かめに来ただけだ!!!お前が何をしようとしてるのか。五十嵐さんは骨の髄まで刑事だった、そんな人がなぜ犯罪の片棒を担いだのか!!”









.

____→←____



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (325 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1456人がお気に入り
設定タグ:3年A組 , 甲斐隼人 , GENERATIONS   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

赤くん(プロフ) - いくらこの状況だからっていっても、まじで兵頭くんが余計なこと言い過ぎてて…笑 (2019年3月2日 23時) (レス) id: b9d43c7122 (このIDを非表示/違反報告)
もも - ラベンさんが書く3Aが1番好きです!3年後の甲斐くんと主人公ちゃんには可愛い子供が居てくれたら嬉しいですこれからも応援してます! (2019年2月26日 22時) (レス) id: 5d52b8fc88 (このIDを非表示/違反報告)
千紘 - 涼太君大好きです!毎日読んでます!番外編で、甲斐がイツメンに恋バナを聞かれてる話が読んで見たいです(*'▽'*) (2019年2月22日 16時) (レス) id: 6413ac4450 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - このドラマ大好きなのであと大好きな涼太君が出てるので最高です甲斐隼人君大好き (2019年2月22日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
麗禾(プロフ) - 4幕おめでとうございます! (2019年2月21日 23時) (レス) id: a8354b0d90 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ラベン | 作成日時:2019年2月21日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。