2個上の幼馴染くん。【Ren.M】 (ページ6)

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お隣さん。ページ6

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Ren.side

173cmの爽やかイケメン、こと竹くんは

俺と同じ学年の工学部。

人付き合いがよくて、サークルでも中心にいて

誰とでも分け隔てなく接するような人柄で

成績優秀、先生からの信頼もあって

おまけに運動もできるときたもんだから

女子人気もそれに比例している。

まあ、それは表の顔で。

「まぁ、いつメンらは特にこれと言ったことは喋らんかったな。他当たっても、曖昧なんばっかで、」

確信とまでいかんかってん。

と康二くんは肩を落とす。が、それはフリのようで

「でも、ふと元カノのこと思い出して
そっから聞き出したのが、竹の裏の顔な」

途端にニタニタと、表情を一転させる。

康二くんの言うように、竹くんには裏があって

その詳細を知るものはほとんどいない秘密事。

学内にいる。わかってるだけで3人の彼女に接触し
聞き込みをしてくれた康二くんによれば、、

付き合って2ヶ月が経つある日、

竹くんに浮気を疑ったところ逆上され
仕舞いには手をあげられて彼がDVだと気付き破局。

その他のふたりも

始めは噂通りの人だったのに

日が経つにつれて彼の本性が現れ

最終的に口論や揉め事になって関係を断った、と

似たような終わり方をしていたようで。

噂に反し、本命がいるのにも関わらず

他の女の子と遊んだり。金銭で揉めたり

手をあげるなどの行為が見られる。

康二くんと、互いに情報を報告して得た結論

「今回も蓮くんが間に入るしかないんちゃう？」

「そう、だね。」

また、いつものように未然に防ぐことにした。

俺はいつからか、

Aの恋路を邪魔するのに抵抗がなくなった。

全部が自己満足で、Aのためと言っても

内心自分のためだといい加減わかっている。

それでも、後悔しないようにと心に誓った。

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竹 (くん、先輩)

、大学三年生(工学部)

、普段は真面目な好青年

、Aが気になってるらしい