３Aメンバーに○○してみた！されてみた！

大人の恋してみた！ ページ14

【しゅりまる様リク】


○柊一颯 編


柊「お前、武智に暴力ふられてんだろ…？」

私と一颯は同期で、当直を任された。
残業で一颯が私のコップにコーヒーを入れて、この話題を出してきたのだった。

『そんなわけ「この痣、なに？」……っ』

年上の余裕感溢れるところに惹かれて付き合いだしたものの確かにDVを受けていた。

生徒にも先生方にもバレないようにしてたんだけどな…


柊「なぁ、俺と二股…してみない？」

『でも、そしたら大和さんになんて言われるか……』


チュッ

柊「これでもう二股の始まり始まり……」




○甲斐隼人 編


甲「……久しぶりだな、A」

『…！！……甲斐くんも久しぶり』


魁皇高校を卒業してから１２年経って、私たちは同窓会をする事になった。

さすがに３０にもなれば、結婚してたり子供がいたり……

その中で自然消滅で終わった私の初カレ、甲斐隼人に会ったのだ。


甲「…なぁ、俺たちもう1度やり直さねぇか？

あの時は俺もお前も自分の事でいっぱいいっぱいだったけど、

もう手放したりなんかしない。
俺と付き合って下さい…！」

神様、私はこの人をもう1度信じてもいいのかな？




○里見海斗 編


桜吹雪が舞い散る校門を私は通り抜ける。


里「A」

『海斗……』


生徒が集まる校庭の真ん中まで海斗に手を引かれる。

すると、海斗はひざまづいた。


里「…今まで俺についてきてくれてありがとう。
進路はバラバラになるけど、俺はお前を離したくない。

結婚、しませんか……？」

そんなのもちろん……


『……はい！』





○真壁翔 編


真「……じゃあ、行ってくるよ」

『……うん、行ってらっしゃい』


私は今笑えているだろうか。

翔が海外へ出張に行く事になった。
2週間は家に帰ってこないらしい。

翔の出世の為だし、翔の人生なんだもん。
私が止める必要なんて全くないのは分かっているけど。


“いかないで”って止めて抱きしめたいまだまだ子供の自分がいた。







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