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◇ 4 ◇ ページ4

しばらく、なんとなく先生と見つめあっていたら。





みんながプッと笑い始めた。





宇佐美「ブッキー滑っちゃったねぇ〜〜」





水越「卒業式前だから浮かれちゃったんだよね?いいよいいよ、そーゆーブッキー嫌いじゃないよ?」





完全にナメたことを言い頬杖をついた水越。





馬鹿にしない方がいいんじゃないかなぁ?





今日の柊先生は違うよ?





水越の発言に皆が笑う中。





諏訪「ねぇ、もしかしてさ、卒業に関わる重要なことってこれ?このために全員出席するように呼びかけたの?」





唯月の質問に、





柊「そうだよ。」





先生は落ち着き払って答えた。





柊「卒業する前に是非、皆と一緒に解決しておきたいことがあって。」





解決しておきたいこと……?





石倉「んな事なら家で寝てりゃよかった」





甲斐「あほらし。帰るぞ」





『え、ちょっと隼人』





甲斐「飛鳥も帰るか?」





『帰んないでよ……』





甲斐「訳わかんねぇこと聞いてられっかよ。今日夜行くから、な?」





石倉「さよーならー!」





後ろのドアから出ていこうとする隼人たち。





あれ、後ろって開かないんじゃないっけ?





柊「扉は開かないよ。特殊な鍵をかけたから。」





特殊な鍵、ねぇ…





『やっぱり?てか先生前置き長いって笑』





柊「仕方ないだろう?騒ぐ奴らがいるんだから」





甲斐「チッ、さっきから訳わかんねぇこと言いやがって」





そう言って隼人が先生を殴りに行こうとする





『隼人!』





今はやめておいた方がいい。





甲斐「さっさとドア開けろよ!」





私の声など聞かず、先生の胸ぐらを掴んだ。





『隼人!』





先生は……やられるような人じゃない。





『隼人!』





駆け寄る私の前で先生は隼人を教卓に押しつけ、彼のポケットからナイフを取り出した。





柊「こんな物騒な物持ってきちゃ駄目だろ。没収だ」





甲斐「てめ…っ」





今度は石倉と須永と中尾が先生に向かって殴りかかった。





しかし、床に転がったのは3人の方だった。





先生は皆が思ってるような人と違うと思うけど。





今までとは全然違う。





先生が企んでいるのがなんなのか、





まだ読めない。

◇ 5 ◇→←◇ 3 ◇



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碧珠(プロフ) - 作者の碧珠です。本作品の編集ができなくなってしまったので作成し直しました。同じ作品名なので検索していただくとでてきます。また読んで頂けたらと思います。 (2019年2月26日 21時) (レス) id: faa3585fc3 (このIDを非表示/違反報告)
そると - 面白い!!!更新楽しみにしてますね! (2019年2月5日 0時) (レス) id: 1a2852e490 (このIDを非表示/違反報告)
summer1374(プロフ) - 碧珠さん» いえ、ありがとうございました。 (2019年1月22日 16時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
碧珠(プロフ) - summer1374さん» 直しましたので大丈夫かと思います。教えていただきありがとうございました。 (2019年1月22日 16時) (レス) id: faa3585fc3 (このIDを非表示/違反報告)
summer1374(プロフ) - あの名前を変換してもずっと飛鳥のままなんですが、お手数ですが直していただけないでしょうか? (2019年1月22日 7時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碧珠 | 作成日時:2019年1月17日 1時

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