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-過去・屋上-
景山「さくらはもっと自分をさらけ出した方がいいよ」
茅野「え、無理無理!そういうキャラじゃないし!」
『じゃあ、私や澪奈が悪口言われたらどうする?』
茅野「そりゃ怒るよ」
『怒るけど態度には出さないでしょ?』
景山「私は違う。飛鳥やさくらが悪口言われたらブチギレる」
『私も、そんな奴許さない』
澪奈と並んで柵に手をかける
景山「ふざけんじゃねぇー!!!!!」
『ふざけんじゃねぇー!!!!!』
景山「それから…なんだっけ?」
『中邑真輔の、』
茅野「んん〜〜〜〜ボマイェ!!」
景山「か〜ら〜の〜??」
『「「イャァオ!!!!!!」」』
3人で笑う時間が、空間が、
私は大好きだった。
・
甲斐「景山って男関係も派手だって」
諏訪「アスリートってすっごいセイヨク強いんだって」
須永「俺の友達もヤったって言ってた」
石倉「嫌われるべくして嫌われた人間だったんだ、アイツは!」
甲斐「あんなやつ、死んで当然だったんだ」
『隼人まで、そんな事言わないで……』
彼のジャケットの裾を強く握る
茅野「……ふざけんな、ふざけんな」
甲斐「あ?」
茅野「ふざけんじゃねぇよ!!」
勢いよく蹴りあげたさくらの膝が、隼人のお腹にヒットした。
『い、ったぁ……』
隼人にしがみついていた私も一緒に飛ばされ、勢い余ってロッカーに頭をぶつけた。
甲斐「大丈夫か、飛鳥?おい何すんだよてめぇ!!」
茅野「飛鳥ごめん!」
『……大丈夫』
少し頭が痛むけど、それ以上に……
さくらが、澪奈のことで怒ってくれた。
茅野「あんた達に何が分かんの!?
澪奈の何が分かんの!?
澪奈はいつも凛としてて、
結局、ヤクブツなんてやってなかったし!
なのに情報に踊らされて彼女を追い詰めたのはあんた達じゃない!!
何で死んでまで澪奈が悪口言われなきゃいけないの?
許せない!絶対許せない!!」
『さくら……』
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碧珠(プロフ) - 作者の碧珠です。本作品の編集ができなくなってしまったので作成し直しました。同じ作品名なので検索していただくとでてきます。また読んで頂けたらと思います。 (2019年2月26日 21時) (レス) id: faa3585fc3 (このIDを非表示/違反報告)
そると - 面白い!!!更新楽しみにしてますね! (2019年2月5日 0時) (レス) id: 1a2852e490 (このIDを非表示/違反報告)
summer1374(プロフ) - 碧珠さん» いえ、ありがとうございました。 (2019年1月22日 16時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
碧珠(プロフ) - summer1374さん» 直しましたので大丈夫かと思います。教えていただきありがとうございました。 (2019年1月22日 16時) (レス) id: faa3585fc3 (このIDを非表示/違反報告)
summer1374(プロフ) - あの名前を変換してもずっと飛鳥のままなんですが、お手数ですが直していただけないでしょうか? (2019年1月22日 7時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:碧珠 | 作成日時:2019年1月17日 1時