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【性格】
感情の起伏が異常に少ない。最も分かりやすい感情表現は、食料などを与えると口角上がるのが確認できるレベル。感情的になって暴走するという事態が起きないことだけは利点か。
感情表現に乏しいのは、これまでに感情を育む機会に恵まれなかったことが原因である。しかし、保護された当時の彼を知るものから見たら、これでも感情豊かになった方らしい。
なお、遊びや芸術などの一般的な娯楽に対する反応は見られない。娯楽に対する理解が乏しいだけである。
特殊部隊で再教育が行われたものの、真っ当な倫理観は身についていない。しかし、記憶力に優れていたので、六法の内容を叩き込むことで最低限の仕事ができるようにされている。
基本は法律に従った動きをするが、法律外の事案や対立する複数の法が存在するような場合は、最大多数の最大幸福の追求を行動理念とする。そのため、犯罪者が人質を取ったとしても、その犯罪者を排除することで人質の人数以上の人間に幸福が訪れると判断した場合、簡単に人質を見殺しにする。
なお、自身のことは人間の数に入っていない模様。
生命に対する意識が希薄。自身の命については特にその傾向が顕著で、捨て身の特攻も厭わない。故に特殊部隊の中でも特に怪我が多い。さくせん「いのちだいじに」のコマンドは存在しない。
任務で怪我を持ち帰るたびに救護班などからは呆れられたり小言を言われたりしているが、なぜそんな態度を取られるのかレイはあまり理解していない。
唯一「己の快楽のためだけに他者を脅かす」存在は理解できない。単純に快楽が何か分かっていないだけ。
特殊部隊で保護されるまで文字に触れる機会が極端に少なかったため、識字能力に若干の不安が見られる。敬語や難しい言い回しも苦手としているため、彼に何か伝えたいことがある場合は、たとえ多少きつい言葉を使うことになるとしても、簡単な言葉と直接的な表現で伝えるのが良い。
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作者名：そら*フィア | 作成日時：2022年11月6日 18時
