伍拾弐【確証は持てないけど】 ページ6
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桃色ネズミ……もといモモがあやしやを訪れてから早2週間。レイヤとツボミは『あやしや』にて時たま舞い込む依頼を片付けながら、各々好きなことをして過ごしていた。
レイヤは先日修理していたドローンの試運転を兼ねて、リズム良くキーボードを叩きながら、校内を探索していた。
途中、少々気になる光景が映った。
「……学園長の娘か？」
「何？ エマさんがどうかしたの？」
いつの間にか後ろに立っていたツボミが、レイヤの呟きに問い掛けた。
「アイツ、こんなにフラフラしてる奴だったか？」
「もっとしっかりした人だったはずだけど、何かあったのかしら？」
モニターを覗き込む2人の頭上にはクエスチョンマークが浮かびっぱなしである。レイヤはドローンを操作し、エマの後をつけて行った。
いち早くその目的地を察したのはツボミであった。
「まさか、エマさん……」
「分かったのか？」
レイヤは未だに目的地が分からなかったが、ツボミにはモニター越しでも何かが見えたらしい。
「確証は持てないけど、多分Yサークルだと思う」
「Yサークルって、去年他のクラブとダイナマイトぶっ放しても傷一つ付かなかったアレか？」
「多分ね。って、今さらっと恐ろしいこと言わなかった？」
ツボミが呆れたような目つきでレイヤを見たが、当の本人は全くもって無自覚らしい。
「爆発炎上は男のロマンだろ。ダイナマイトで駄目なら、次はTNTだな。
そんなことより、Yサークルだ。アイツ、一体何が目的だ？」
「さぁ？ でも、エマさんは何かに引っ張られてる気がする」
ツボミがそう言ってからのレイヤの行動は早かった。すぐさま武器一式を装備し、今にも店を飛び出さんばかりだった。
「店番頼んだ」
そう言ってドアノブに手を掛けたレイヤを、ツボミは呼び止めた。
「ちょっと待って、レイヤ、私も行く。何か嫌な予感がするの」
そう言ってから、ツボミもすぐに身支度を整え、レイヤの横に付いた。レイヤはそれを確認すると、扉を開いた。
「よし、行くか」
あやしや、本日臨時休業。
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そら*フィア(プロフ) - ダイヤモンドさん» ではこちらから向かわせていただきます！ (2020年6月7日 13時) (
レス) id: 8aa2e0c93a (このIDを非表示/違反報告)
ダイヤモンド(プロフ) - そら*フィアさん» 面白かったですか！！良かったです！ボードでお話全然大丈夫ですよ！どっちのボードでしますか？ (2020年6月7日 13時) (レス) id: 5f9687d2d6 (このIDを非表示/違反報告)
そら*フィア(プロフ) - ダイヤモンドさん» とんでもない！面白かったですよ！ お友達大歓迎です！ぜひよろしくお願いします。(あまり浮上できないかもしれませんが、)ボードでお話しませんか？ (2020年6月7日 12時) (レス) id: 8aa2e0c93a (このIDを非表示/違反報告)
ダイヤモンド(プロフ) - そら*フィアさん» 私の作品も見に行ってくれるんですか！？（あんまり面白くないかもです…）ありがとうございます！！あの…良ければお友達ってなれますかね…？ (2020年6月7日 11時) (レス) id: 5f9687d2d6 (このIDを非表示/違反報告)
そら*フィア(プロフ) - ダイヤモンドさん» ありがとうございます！とても励みになります。今度ダイヤモンドさんの作品も見に行きますね！ (2020年6月7日 11時) (レス) id: 8aa2e0c93a (このIDを非表示/違反報告)
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