Leber 42 ページ48
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「あの残穢自体ブラフで、私たちは誘い込まれたのでしょう。相当なやり手です。これはそこそこで済みそうにない。
気張って行きましょう！」
「『おう！／っはい！！』」
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「ココ最近の失踪者、変死者、窓による残穢の報告をまとめました。」
黒板にはここら一帯のマップが拡げられ、赤字のペンで印がされている。
そして今日は何故か補助監督の伊地知さんもいる。
「これである程度犯人のアジトが絞られます。」
「おっしゃ！！乗り込むか！」
「いえまだまだある程度です。私は調査を続けますので、虎杖くんと椎葉さんには別の仕事を。」
黒板にはマグネットと一緒にある少年の写真が貼られる。これ見たことある。刑事ドラマだ！
「映画館にいた少年、吉野順平。彼は被害者と同じ高校の同級生だそうです。」
続いて七海先生は、ピッとリモコンで音を鳴らして、テレビの画面を付ける。
テレビから流れる映像は、監視カメラに映り焦った様子で走る吉野くん。
「監視カメラの映像と佇まいからして、彼が呪詛師である可能性は低いと考えていました。
ただ、被害者と関係のあるとなれば、話は別です。」
『じゅそしって何ですか？』
「呪詛師。悪質な呪術師のことです。
手順は伊地知くんに任せてあるので、3人は吉野順平の調査をお願いします。」
私以外の2人は了解のポーズを取る。
「よっし！行っくぞ〜〜！！！！」
幸先いい感じに2人が部屋を出ていく。
「あなたも行くんですよ、椎葉さん？」
『いえ、まだ話終わってません！』
閉じかけていた扉が再び開く。
「言うの忘れてた！七海先生、気を付けてね！！」
「フッ」
笑った…？
「私は教職ではありませんので先生はやめてください。」
「じゃあナナミン！」
「引っぱたきますよ」
「雫は？行かねえの？」
『あとから追いかけるから先行ってて』
「ぜってえこいよな！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
扉が閉じて暫く。沈黙を破ったのは七海先生_____じゃなくて七海さん。
「それで？仕事を放棄してまで私に話とは何でしょう？」
『_____ある程度じゃないですよね、アジトの場所。突き止めてるんですよね？』
「はぁ……勿論、犯人はその気になれば残穢なんて残さずその場を立ち去れるはずです。
私たちはまた誘い込まれてます。
単身で乗り込むリスクと君達を連れて乗り込むリスク、前者を選んだ迄です。」
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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しどけ(プロフ) - のあさん» パクりでなければALL OKです！是非コメ欄に作品のURL載せてください。見ます。拝見させてくだしゃ〜い！！！ (2020年12月27日 23時) (
レス) id: 6311bbd282 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ……こんな感じの奴私も真似していいですか？(おい) (2020年12月27日 15時) (レス) id: bf824fd5e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しどけ | 作成日時：2020年11月28日 20時
