Leber 40 ページ46
.
「ガキ扱いなら舐められた方が良かったよ！」
『私、22ちゃい……( ´ •̥ ̫ •̥ ` )』
「君達はいくつか死線を超えてきたが、椎葉さんに関しては私から見ればまだまだ
それで大人になったわけじゃない。
枕元の抜け毛が増えたり、お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり、そういう小さな絶望の組み合わせが、
人を大人にするのです。」
『あっ、そーですか。』
それだけが小さな絶望なら私はもうとっくに大人だ。
この人の
こういう問答をよく知っている。
無知は態度によるけど別に悪いことじゃない。
ただその無知は時に人を狂わせ、恐怖にさせることを私は知ってる。
じゃあどうするの？
知ってもらえばいいだけ。
目線は先の呪霊のまま。
ジュッと紙とタバコ葉が焼ける音がして、傘を手に戻す。1度目は蒸し、深呼吸をして2度目は大きく肺に入れ大量の紫煙を吐き出した途端に呪力をかける。
煙草を口にくわえたまま、空いた手で煙の形を作る。
今はちょっと小馬鹿にされて腹立ってるし、潰しちゃおう。
《えらい敵さんみたいなこと考えはるんやねぇ》
いいんだよ別に敵相手ならさ。
人の負から生まれる思いだったものなら、浄化してあげればいい。
煙の塊は柵を超えて呪霊を掴む。
無理矢理柵から引き剥がし、
『【
掴む動きをした手を拳に変えて、読んで時の如く握り潰した。
「聞いてますか、虎杖くん。椎葉さん？」
『聞いてません倒してました。そして倒しました。』
「いや、はっっっっや！！！！てか俺らに言ってたの？って、あぁぁぁぁぁぁ！！！！」
余所見した悠二が呪霊に吹っ飛ばされて何かのゲームの掲示に当たる。
「��ホームランッッッ��」
『手伝おうかーーー？』
「いや、いいです……
つかそういうのってバラしてもいいもんなの？」
どうやら七海先生は自分の術式のネタについて話していたらしい。
話によれば、自分の術式を話すことで��縛り��により、その効果を底上げできるらしい。
また出たよ、��縛り��。
酒呑ちゃんの話曰くルールだっけ？
2倍に底上げされた術式で、七海先生はその斬れ味の悪そうなナタのような武器で呪霊の手足を八つ裂きにして難なく伏させた。
「私からは以上です。」
「すっげ…」
.
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しどけ(プロフ) - のあさん» パクりでなければALL OKです！是非コメ欄に作品のURL載せてください。見ます。拝見させてくだしゃ〜い！！！ (2020年12月27日 23時) (
レス) id: 6311bbd282 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ……こんな感じの奴私も真似していいですか？(おい) (2020年12月27日 15時) (レス) id: bf824fd5e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しどけ | 作成日時：2020年11月28日 20時
