Leber 38 ページ44
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「俺が弱くて使えないことなんて、ココ最近嫌という程思い知らされてる。
でも俺は強くなるよ！強くなきゃ、死に方すら選べねぇからな。
言われなくても認めさせてやるからさ、もーちょい、待っててよ！」
かっこいいな、悠二。
「いえ、私ではなく上に言ってください」
「あ、はい…」
「ぶっちゃけ私はどうでもいい！！！！！」
「はいはい！」
あはは、七海先生面白いなぁ。
うんうん。どうなるかと思ったけど。
五条先生より怪しくない！
「雫は？何か意思表明しなくていいの？」
『あ、え？私？？』
五条先生は指を指してコチラをまたニマニマと見つめる。
『え、今七海先生、どうでもいいって…』
「ほら早くいいなよ〜ほらほらァ〜」
こういうのが後輩に尊敬されなくなる所以なんだな、そうか、わかるわ。
『そうですね、やれる限りをやって潔く且つ自由に死にたいので。
というか何も知らなかった一般人の私にその規定を押し付けられるの、今にでも特級呪霊になって呪ってやりたいほどに
すっっっっっっっんごく腹立つので、見返せる程には強くなります。なってみせる！』
「おう！」
「ですから上に」
「はーいはい！現場に行きましょ！ね？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
連れてこられたのは、街の小さな映画館場内。
「凄惨な現場です。心して入るように。」
KEEP OUT と書かれた非常線を跨いで、事件後の座席の近くに寄る。
「見えますか？これが呪力の��
七海先生が指を指した通路を見るが、何度見てもそれはタダの通路だ。
「いや全然見えな…」
「それは見ようとしていないからです。私達は普段当たり前のように呪いを視認しています。
術式を行使すれば、痕跡が残る。それが残穢。だが残穢は呪霊などに比べ薄い。目を凝らしてよォく見てください。」
悠二は顔の横に両手を添えて、目を凝らす。
ちょっと面白くて、横でふふっと笑った。
一方で、私には呪力がない。酒呑ちゃんの力が無ければ多分呪霊も見えない。
持ってきていたショルダーポーチから、掌サイズの梅酒缶を取り出し、プシュッという音と共にタブを捻る。
腹の底から感じる酒呑ちゃんの意識を少しだけ上げる。
_ _ _ _ _
「昼間から酒ですか。ここは飲食の持ち込み禁止のはずですが…」
『いいんです！お酒で呪力使用の扉を開けられますので。ほら私集中しなきゃ…』
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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しどけ(プロフ) - のあさん» パクりでなければALL OKです！是非コメ欄に作品のURL載せてください。見ます。拝見させてくだしゃ〜い！！！ (2020年12月27日 23時) (
レス) id: 6311bbd282 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ……こんな感じの奴私も真似していいですか？(おい) (2020年12月27日 15時) (レス) id: bf824fd5e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しどけ | 作成日時：2020年11月28日 20時
