Leber 35 ページ41
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「いつつ………あれ?痛くな……雫?」
『、、、っ早くっ!!降りて!!重いっ!』
彼は慌てて私の上から退いた。
「なんで下に来たの?俺頑丈なのに」
『あの高さは怪我しちゃうでしょ、?
あーー腰痛ぇーー』
んんってブラック企業勤めのOLみたく言いながら腰を伸ばす。
《雫〜〜?あんはんだけの身体ちゃうんやけどぉ?》
『ごめんって、年下だし守りたくなっちゃって咄嗟に下敷きになりに行っちゃったの!』
「雫?」
『
花畑にした変な呪霊が逃げていった方を見つめていた五条先生が、クルッとこちらを向いた。
「いい経験になったでしょ?流石僕!見学させて良かった〜さあ、帰ろっか!」
「流石、僕!」じゃないんですよ先生…
私はジト目で、悠二は華麗な土下座をキメている。
「このレベルの呪霊が徒党組んでるのか…楽しくなってきたねぇ!
悠二、雫。っていうか皆にはアレに勝てるぐらい強くなって欲しいんだよね!」
「『あれにかぁ…』」
桜島オジサン普通に強そうだったんだけどなぁ……
「目標は具体的な方がいいでしょ」
アバウトなんだよ、マジかこの人…
「目標を設定したら、あとは駆け上がるだけ!ちょっと予定を早めて、これからひと月映画見て、僕と君たちで戦ってを繰り返す」
「ひと月後、俺生きてるかなぁ?」
『ムキムキにだけはなりたくないな』
「その後は実践。重めの任務をいくつかこなしてもらう。基礎と応用、しっかり身につけて交流会でお披露目と行こうか!」
交流会、、、、?
「はい、先生!」
「はい、悠二くん!」
「交流会って何?」
________
『はァ……眠気覚めちゃったし、お湯割りでも呑んで映画観るかぁ…
悠二は?この後どうする?』
「俺も一緒に映画観る!!」
『元気だね〜健気だね〜〜羨ましいよ…』
帰してもらおうと五条先生を再び見ると、怪しげに笑っていた。否、引いているように見えた。
『どーしたんですかー?早く帰りましょーよ〜!!』
態とらしく子供っぽくごねてみる。
「いや、やっぱり君たちイかれてるなーって。特級見たあとだよ?連れてきておいてなんだけど、」
「ま、俺たち1回特級見てるし、抱えてるし」
『中にいるもんねー?』
「ふーん。じゃ、まぁ、それだけ。今度こそ帰ろっか!」
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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しどけ(プロフ) - のあさん» パクりでなければALL OKです!是非コメ欄に作品のURL載せてください。見ます。拝見させてくだしゃ〜い!!! (2020年12月27日 23時) (レス) id: 6311bbd282 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ……こんな感じの奴私も真似していいですか?(おい) (2020年12月27日 15時) (レス) id: bf824fd5e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しどけ | 作成日時:2020年11月28日 20時