Leber 28 ページ34
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《あんはんはそんなんせぇへんよね？》
表情のない酒呑ちゃんが、こわい。
《せやからそれ確かめる為に、雫の立場弁えさせたろ思って呼んだんよ。
あんはんは、うちの力を借りな戦えへんの、ちゃあんと分かってるやろねえ？》
涙が出そう。こわい。こわいよ。
助けて、ここから出たいよ。
《まだ話は終わってへんよ？ほら、聞かして？》
そろりと酒呑ちゃんが近寄ってくる。
私の顎に手を添えて、指を口の中に入れられて掻き回される。
『あう……ンっ…』
《ははっ、ええ声やねぇ、ほれ。もっと聞かせてみぃ？》
『ンっ……あ、やめ………ンっ』
散々掻き回したら、酒呑ちゃんは口から指を引き抜いた。
《ほら、緊張せんでええよ。言うてみ？》
『……し、ない、よ？ というかできない。
私は酒呑ちゃんと一緒じゃなきゃ戦えないからね』
《ああ良かったァ、安心したわぁ》
『ただし、私の身体を完成に引き渡すのはもうしない』
《はぁ？よぅ聞こえへんなぁ…もっぺん言うてや？》
『この前の、野薔薇ちゃんとの時みたいになるのはもうごめんだ。
だから、私自身も強くなる。』
正確には扱う
《それでさっきからうちの呪力を使ぉてはるんやねぇ。ええよ、わかった。その気なんやったらええわ。
楽しゅうないからねぇ。
ここで骨の
そっか。
やっぱり自分の身体で動いて世を歩きたいよね。
ずっと、ずーっと昔から封印されて、今も尚制限されてるんだ。
だけどね。
これは私の身体だから。簡単にはあげない。
酒呑ちゃんが剣を振り下ろしてくる。
ギリギリで避けたけど、腕が擦れた。
私は手ぶら。ここは酒呑ちゃんのテリトリー。
今度は剣を突くように攻撃してくる。
全部は避けられなくて血が吹き出す。
《ははははっ！あぁ、楽しい！楽しいねぇ？》
背後にあった机に躓いて、しゃがみ込んだ。
《ほな、るぅる決めよか》
『ルール？』
《そう。呪術界では��縛り��って言うんやけど、
まずその1、うちが
その2、うちと代わってる時はあんはんの仲間には手ぇ出さへん。
その3、定期的にたァんと美味しいお酒呑む。
どない？えぇ条件やろ？これ破ったらうちは死ぬさかい。》
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ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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しどけ(プロフ) - のあさん» パクりでなければALL OKです！是非コメ欄に作品のURL載せてください。見ます。拝見させてくだしゃ〜い！！！ (2020年12月27日 23時) (
レス) id: 6311bbd282 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ……こんな感じの奴私も真似していいですか？(おい) (2020年12月27日 15時) (レス) id: bf824fd5e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しどけ | 作成日時：2020年11月28日 20時
