#ぎゅうぎゅう ページ35
「ねぇジャローダ。これからお母さんたちに会いに行くんだ」
ボクのボールを手に乗せながら言うAの顔は不安そうだ。
「私、大丈夫かな……」
ボクたちはいつでも一緒だから、もっと頼ってねって伝えたかったからボールを揺らした。いつもより大きめに。
Aはふっと表情をやわらげて、そっとボクのボールを握った。いつもボクを撫でてくれるその手で。
「ふぅ……」
扉の前で息を吐いた。こんなに緊張してるAを、ボクは初めてみるのかもしれない。
Aが中に入ると、Aに似た女の人が出てきた。ぎゅっとAを抱きしめて、震えた声でおかえりって言った。
そしたらAもお母さんって呼んでた。
そこにダンデとホップが来て、4人でぎゅうぎゅうに抱き合ってたから面白くて、つい笑っちゃった。
隣にミロカロスがいたのか、ぶつかってこないで！ってお返しに何倍も強くぶつかられたけど。
「キバナもありがとう。これからAを頼むよ」
「気にすんなよ。……Aが選んでくれたんだ。必ず幸せにするさ」
そう言われたAは顔を真っ赤にしてホップにからかわれてた。
暑くなっただけだと言い張っていたけと、ミロカロスに水をかけられても赤かったからウソがバレちゃった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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革ベルト
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ダイヤ様 - 続編おめでとうございます！これからも更新頑張ってくださいね、応援してます！！私もポケモンの夢小説を書いているので、そちらも是非読んでみてください！ (2021年4月26日 21時) (
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作者名：マカロン | 作成日時：2021年4月26日 21時
