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──5月7日・木──
放課後、帰る用意をしていると順平くんから呼ばれた。
『どうしたの？順平くん』
「一緒に帰らねぇ？」
『うん、いいよ』
という事で私たちは寄り道をするべくシャガールに行くことに。
「へー、この喫茶店の中こんななってんのか・・・」
『始めて？』
「まあな。男同士とかだとこういうとこ来ないからさ」
『そうなんだ・・・』
そういうもんか・・・
『あ、男の子同士だとどんな所に行くの？』
「えー・・・カラオケとかワックとか、マンガ喫茶とか・・・言葉にしてみるとしょーもねーな！」
『ふふっ、そんな事ないよ』
順平くんは笑っている。
「つか、このコーヒー美味いなー。ここのマスター豆のブランドに相当こだわってるのが分かるよな」
『！』
「ローストの時間もだけど、何より水が違うんじゃないかな、水が」
『わっ、すごい・・・！順平くんは違いが分かる男なんだね』
ちょっと意外かも！
「ヘヘッ。ま、コーヒーが好きなだけだけどサ」
順平くんは得意げに笑った。
「あ、奏弥は何を頼んだんだっけ？」
『ホットココアだよ』
「おっ、ココアかー。女の子っぽくていいよなー」
『そうかな？』
この前、ブラックコーヒー頼んだから今回ココアにしただけなんだけどな・・・
ま、なんか順平くん嬉しそうだしいっか
「そういやさ、イイヤツとかいないの？」
『へ？』
「なんならオレ、協力しちゃうぜ？恋のキューピットとか楽しそうじゃん」
『えー』
「あ、ほら、真田先輩とか？あのモテ方ハンパないっしょー。オマエ、遊ばれないようにしろよ〜？」
『真田先輩はそんな事しないと思うけど・・・』
「だよな、真田サンってそーゆータイプじゃないから安心か。逆に・・・本気になったら重そーだよナ・・・」
順平くんは何やらブツブツ話している。
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嫌われ者(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございますー！！頑張ります！！！！ (2020年12月29日 1時) (
レス) id: f438d46a26 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - ペルソナ3が一番好きでこの作品が自分のなかでお気に入りです。これからも応援してます！ (2020年12月29日 0時) (レス) id: 5abf626923 (このIDを非表示/違反報告)
嫌われ者(プロフ) - Aさん» わー！！！コメントありがとうございます(*^^*)頑張りますーーー！！！！ (2020年11月10日 0時) (レス) id: 891b605fe1 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - こんな素晴らしいペルソナ3の夢小説が見られて幸せです。久しぶりに追っかけたいシリーズができました。挿絵も綺麗で素敵です！これからも応援しております…！ (2020年11月10日 0時) (レス) id: 0554898f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嫌われ者 | 作成日時：2020年6月27日 16時
