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「その時結城くん、さっきまで真顔で『死ぬのってそんなに怖いこと？』とか言ってたのに奏弥かシャドウに連れ去られたら血相変えて階段上がって行ってね」
『あはは・・・あの時はお世話をかけました』
私の失態であります・・・
「やっぱり奏弥の事一番大事なんだよね、彼は」
「まぁ、家族だもんな」
「でも、さ・・・ちょっと度が過ぎてるって言うか。過保護って言うの？」
『そうかな・・・？』
あんまり考えたことなかったな・・・
「それに同い歳なのに"お兄ちゃん"呼び名のもね〜・・・あ！この機にさ、お兄ちゃん離れしたら？」
『お、お兄ちゃん離れ？』
「そうそう！」
・・・
『頑張ってみる』
まず何したらいいのかな・・・
「手始めに名前呼びにするとか」
『ほうほう・・・』
「奏弥が離れてもアイツは離れできないだろ」
「奏弥が変われば自ずと結城くんも変わる！」
「・・・上手くいくかぁ？」
「まあ、やってみるのみ！ファイト！」
『う、うん』
そうしてお兄ちゃんから理と呼ぶ特訓を始めたのだった。
──4月27日・月──
昼休み、教室にいると桐条先輩に呼ばれる。
「奏弥・・・悪いが今日の放課後、空けといてくれ。仕事を頼まれてほしい」
『私にですか？』
「嗚呼、急な話で申し訳ない。詳しいことは放課後に話す。後でな」
『はい・・・』
仕事・・・どんな事だろう？私のできる事ならいいんだけど。
放課後になり用意していると桐条先輩が来た。
「遅れて済まない」
『いえいえ、大丈夫です！えっと、仕事って・・・？』
「嗚呼、単刀直入に言う。生徒会に入ってもらいたい」
せ、生徒会！？
「生徒会の活動は定例だが、君を常時束縛するつもりはない。時間がある時に生徒会室に来るよう心掛けてもらえるだけでいい」
『・・・分かりました、入らせて下さい！』
「君にはそう言って貰えるも思っていた、ありがとう」
桐条先輩は微笑む。
う、美しい・・・、眼福です。
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嫌われ者(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございますー！！頑張ります！！！！ (2020年12月29日 1時) (
レス) id: f438d46a26 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - ペルソナ3が一番好きでこの作品が自分のなかでお気に入りです。これからも応援してます！ (2020年12月29日 0時) (レス) id: 5abf626923 (このIDを非表示/違反報告)
嫌われ者(プロフ) - Aさん» わー！！！コメントありがとうございます(*^^*)頑張りますーーー！！！！ (2020年11月10日 0時) (レス) id: 891b605fe1 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - こんな素晴らしいペルソナ3の夢小説が見られて幸せです。久しぶりに追っかけたいシリーズができました。挿絵も綺麗で素敵です！これからも応援しております…！ (2020年11月10日 0時) (レス) id: 0554898f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嫌われ者 | 作成日時：2020年6月27日 16時
