むっつりーち【twst】 (ページ7)

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むっつりーち。そのななページ7

コンコンコン、と部屋にノックの音が響く

その音にハッとし、まずいな、と思う

この状況をジェイドに見られる訳にはいかない
ジェイドの方をちらりとみるがまだ起きそうもない

だが、呼びかける寮生の声に目が覚めそうだ

｢ジェイドさーん、すみません～｣

ああ、もう、うるさいな黙れ！
くそ、出るしかないのか

とりあえず先程とりだした下着を履く
この無駄に長いズボンは履いてる暇はないかな

Tシャツで下着をかくしつつ扉をひらいた

｢あっ、ジェイド…さん？あれ？縮みました？｣

｢…っっちげぇよ！Aだよ！！｣

｢えっ？！Aさん？！なんでここに…てかそれ｣

｢うるせえさっさと要件を言え｣

何を見て何を考えているのかしらんが顔を赤らめている1年。ご名答、そのとおりだ

だが俺はいまそれどころじゃない。早く帰れ

初っ端から地雷を踏まれギロりと睨みつければ焦ったように口をひらいた

｢寮長から伝言なんですけど…はやくラウンジに来い、だそうです。Aさんも｣

｢は、今何時｣

｢11時です｣

休日のモストロラウンジの開店時間は10時…

大遅刻だ

｢それはそれは、すみません。すぐに行きます｣

｢ﾋｪｯ、｣

頭上から降ってきた声と、首に回る腕に身体中の鳥肌がたち、またもや声にならない奇声をあげた

逃げ出そうとするが無情にも、内開きのドアはジェイドの手によって閉められてしまった

｢バレてしまいましたねえ…こんなはずじゃなかったのですが｣

タイトル変更、すとーかーりーち。で(語呂悪い)