私は、皆のことが。３【東リべ】 (ページ25)

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事後報告ページ25

『２人共、どうしたの？』
蘭「今日は帰るわ。」
『はい？』
蘭「東卍の奴ら来んだろ？蘭ちゃん優しーから今日はあいつらに譲ってやるの。」

と言う蘭ちゃん。
えっと？これは？
頭の中がハテナだらけになりかけた。

竜「会話聞いてたからな。俺らが居たらお前が大変な立場になるかもだろ？」
『う～……ごめん！…暫く不自由だろうし面倒じゃなかったらまた今度来て！』

竜胆君もそう言ってた。
申し訳ないです…。
せめてもと帰るのを見送る。
…あれ？申し訳ないと思ったけどアポ無しで来たのあっちだよね？
私、そんなに悪くないのでは…？

と思い直していると連絡が。

《今向かってるから！》

……事後報告なんですが、それは…。
多分誰かに言われたとか？
連絡したのか？みたいな感じで。

私の家、皆のたまり場とかじゃないんだけどな。
連絡したらいけると思われてるの？
心外だなぁ。追い返しちゃおうかな？…出来ないけど。

マ「A～～！！」
ド「マイキー！やめろ！怪我人だぞ！」

ん？前にも同じ様な事が…？
いや、気のせいだね！
……って言うか…多くない？

三「A。怪我はどんな感じだ？大丈夫か？」
春「Aさん。もうしないで下さいね？」

と圧がすごい２人。
一応笑顔なのに何か……うん。
怖い。スッゴく怖い。

ナ「テメー何やってんだよ。心配かけ過ぎだ。」
ソ「Aちゃん！心配したよ！」
八「無茶すんなよ～！」
千「思い切りすぎだ。A。」

…申し訳ないです。
何かこの人達に言われると心が痛む。
何故？言い方かな？
あ。

『よっ！一虎、仲直り出来たんだね。良かったじゃん。』
虎「…うん。ありがと、A。」
『いーえ。どういたしまして！』
虎「うわっ！？」

そのまま一虎に近付いて金と黒の髪をぐしゃぐしゃにする。
と、一虎の隣に居た圭介も参加してきた。
なので私は一虎の抗議を無視して話す。

『さっき先に行っちゃってごめんね！ちょっとお客さんが来てて。』
場「それより怪我は？走ってたけど大丈夫なのか？」
『ん～まぁ…ぼちぼちかな。』

多少痛むだけだしと思ってそう言って直ぐにマイキーがこっちに来た。

マ「一虎ばっかりズルイ！俺も！」
『えっと？マイキー？』
虎「うらやましいだろ？マイキー。」
マ「は？」

今まで抗議していたのに急に掌を返す一虎。
それにキレるマイキー。
ガチギレではないから良いけど。
それより！

『とりあえず家に入れ！！』