第28話 ページ31
『あっ、歌姫先輩ー！！』
五条先輩の身長が無駄に高いおかげで首を振るだけで歌姫先輩を見つけることができた。
「歌姫じゃん、泣いてる？」
「泣いてねぇよ！！敬語！！」
『(あれ…歌姫先輩ってこんな口調キツかったっけ？)』
「泣いたら慰めてくれるのかな？
是非お願いしたいね」
「冥さんは泣かないでしょ？強いもん」
そんな2人の会話を聞いた歌姫先輩がキレる。
「五条！！私はね、助けなんて＿＿＿＿＿＿＿」
そんな歌姫先輩の背後から呪霊が近づく。
私はただ歌姫先輩！と叫ぶことしかできなかった。
「飲み込むなよ、後で取り込む」
「馬鹿なのオマエ？俺が1人だけで来てると思った？」
『(そう思えばこの人達、意外と暇人だった…)』
歌姫先輩を助けたのは夏油先輩だった。
「A、無事かい？」
『おかげさまで無事でーす』
「フフッ、それは良かった
それはそうと悟、弱い者イジメはよくないよ」
「強い奴イジメるバカがどこにいんだよ」
『(これって私はともかく歌姫先輩までイジられてない…？)』
この人達後輩だけじゃなく、先輩にまでこんな態度だったのかよ、と私は呆れる。
「フフッ、君の方がナチュラルに煽っているよ、夏油君」
「あ゛」
「五条、Aに怪我は？」
『「硝子先輩！！／硝子！！」』
硝子先輩っぽい声が聞こえたな、と思って振り返ってみると本当に硝子先輩で、驚いて声を出してしまった。
「俺が見た感じなかった」
「A、痛いとこない？」
『大丈夫です！』
「じゃあ、よかった」
硝子先輩は微笑みながら私の頭を撫でてくれた。その撫で方がとても優しかったから私の頬が上がる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1050人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「呪術廻戦」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミルクティー - 作者さんの、謙虚さが好き！失礼だったら、ごめんなさい。 (4月13日 17時) (
レス) @page26 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
マミ 2世(プロフ) - 雷鴉．Nさん» 雷鴉. Nさんコメントありがとうございます！セリフ褒められたの初めてだったので嬉しいです！実はそのセリフ五条さんの「大丈夫、僕、最強だから」をめっちゃ意識して書いていたので大好きって言ってもらえてとても嬉しいです！！これからも応援よろしくお願いします！ (8月30日 18時) (レス) id: acd4e1f1a8 (このIDを非表示/違反報告)
雷鴉．N - 夢主さんの『影の中なら私は最強だから』ってセリフ大好きです！ (8月30日 9時) (レス) @page48 id: 37dd88ffaf (このIDを非表示/違反報告)
マミ 2世(プロフ) - 蒼さん» 蒼さんコメントありがとうございます！はい、作者が「クズ共と戯れる」の作者のマミです。スマホが機種変したのでこちらのアカウントで更新しています！初めて見た作品が作者のだなんて…凄く嬉しいです！ありがとうございます！！これからも応援お願いします！！ (6月5日 21時) (レス) id: acd4e1f1a8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - クズ共と戯れるの作者様ですか！？占ツクで初めて見た小説がクズ共と戯れるでした…この小説も大大大好きです！！応援してます😭🫶 (6月5日 13時) (レス) id: 699f0917a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マミ 2世 | 作成日時：2023年5月27日 14時
