検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:154,756 hit

198再始動 テヒョンside ページ26

「なに、、、?」



蒸し風呂のようなキャンピングカーの中で迎える朝は新鮮で、外に出れば冷たい空気に刺された。



「眠い、、、」



久しぶりに宿舎に帰って来れたと思ったら、ボンボヤの撮影でニュージーランドに飛んだ。



「眩し、、、」



寝起きの目に太陽が痛いくらいに挨拶をしてくれる。



JH「おはよう」

JN「ジミナは?」

「まだー」



先に起きてたヒョン達は、もう出発の準備を始めてる。



SG「これ、温泉に持ち込みできんの?」

JK「化粧品とかはカバンで、先に着替えもじゃないですか?」

RM「あ、おはよう」



さっきまで隣で動かなかったジミナも、目は閉じたままだけど外に来た。

ここで一度、お互いの顔を見る。

まだ夢の中にいる人が若干一名いらっしゃるのだ。



SG「うわ、カチカチで塗れない」

JH「僕の持ってきますよ」

RM「荷物積むのに整理しないと」

JK「ベット片付けます!」

JN「テントも畳まないと」

JM「手伝いますー」



あれよあれよと散っていくメンバー。

しまった、出遅れた。



SG「じゃ、よろしくな」

「えー、、、」



移動で大活躍の赤い車体に目を向ける。

車中泊したい、と聞かなかったスヒョニヒョン。

狭いし、寒いし、色々と不便だろうに、どうしても譲らなかった。



「失礼しまーす、、、」



ノックなんて意味のない事は、いつからかしなくなった。



「ヒョーン、、、?」



出来るだけ音を立てずに開けたドアから中の様子を伺う。



「うへぇ、、、」



イギリス人は3分の1が寝る時に何も着ないらしく、それはヒョンも近しいものがある訳で。

露わになっている美しい背中に、思わず声を漏らす。



「あ」



ここでも作業をしてたらしく、ペンと本が転がっている。

うつ伏せで寝てるのはそういう事か、と納得する。



「いやぁ、それにしても、、、」



引き締まった腰回りから鍛え上げられた肩のラインに目がいってしまう。

滑らかな肌質を漂わせるうなじを食い入る様に見つめる。

独占欲が見え隠れするくらいに魅惑的。

ごくり、と喉が鳴る。



「ヒョン、起きてくれなきゃヤバいかも」



瞬きするのが惜しい。

目が乾いてる事すらも忘れてしまう。

無意識に近付くスヒョニヒョンの首元。

.→←197Twitter



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (189 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1191人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひなた(プロフ) - ソランさん» 分かりました待ってます!! (2022年2月25日 17時) (レス) @page41 id: 2ebb51e7fe (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございますー!ちょっと先になっちゃいます🙇‍♀️ (2022年2月25日 10時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - 稲荷さん» ギャップって、いいですよねぇ、、、。リクエスト頂いた時に、「あ、いい、めっちゃいい」ってなりました笑こちらこそリクエストありがとうございました!!! (2022年2月25日 10時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 裏切り面白かったです!!私がリクエストしたやつも楽しみに待ってます!! (2022年2月25日 5時) (レス) id: 2ebb51e7fe (このIDを非表示/違反報告)
稲荷 - ソランさん» ありがとうございます!荒ぶる紳士が不謹慎ながら好きすぎます!本当にありがとうございます! (2022年2月23日 15時) (レス) @page36 id: 7c4d2f3689 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ソラン | 作成日時:2022年1月19日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。