きり×スマ�� ページ43
スマイルside
困惑しながらもその手を握り、一応合コン参加者達に謝罪と挨拶をして、店を出る。
『…』
き｢…｣
………気まずい。
…きりやん、怒ってるよなぁ…腹、触られたし、耳も、舐められたし、そんな酷い事されてないけど…汚れたのには、変わりないし…
俺が1人でぐるぐると悩んでいる間に、俺の左手首を掴みツカツカ歩いていたきりやんが止まり、彼の愛車の後部座席に押し込まれる。
『…あ、えと、！？』
状況説明を求めようと、後ろを振り向くと同時に俺に覆い被さるきりやん。
訳が分からず目を白黒させていると、きりやんが口を開く。
き｢…ごめん｣
『…えっ、』
き｢スマイルが、襲われかけて、怖かったり、嫌だったはずなのに…助けるの、遅くなったし、イラついてて、多分、俺怖い顔してたし…｣
『いや、それは、大丈夫、っ…』
言いながら、先程された事や感触を思い出し、涙が溢れてくる。…ダメだ、こんな所で泣いてしまったら、きりやんに迷惑が…
き｢…ごめん、辛かったよね…嫌だったら言って、やめるから｣
『え…んむっ、』
気がつけば、きりやんに唇を塞がれていた。
先程…まぁ、キスはされてないけど…あいつに触られていた時には感じられなかった安心感と快感に身を委ねる。
しかし、きりやんが脇腹にそっと手を這わせた時、車に乗る前に考えていた事が思い浮かび、身体が固まる。
き｢…どした？｣
心配そうなきりやんには申し訳ないが、自分は今汚れている、きりやんに触れさせる訳にはいかない。
『や…あいつに触られて、俺、汚れているから…』
き｢…汚れてるから、俺が触っちゃダメ？｣
『う、うん…ちゃんと洗わないと…』
き｢じゃあ洗う前に俺で“消毒”しないとね｣
そう言って俺の腹を、あいつと同じ様に…いや、あいつより、優しく、気持ちよく、熱っぽく撫ぜる。
『んぅ…』
き｢きもちい？｣
『っ、うん…』
き｢ふふ、良かった。後は何された？｣
『…別に』
き｢なにされた？｣
『…みみ』
と言うと、耳に顔を近づけて囁く。
き｢耳に、何されたの？｣
『…息吹きかけられた』
き｢ふぅっ｣
『ひゃ、』
き｢ふ、それで？｣
『……みみ舐められた』
き｢…ふーん……あいつまじ殴るべきだったかな…｣
何やら不穏な言葉が聞こえたので、窘めようとしたが、直後、耳に熱い感触。でも先程とは違い、嫌な気持ちはせず、的確に劣情をそそる。
『んんっ、ふぁ…』
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ひなぎく(プロフ) - 梨さん» レス遅くなってすみません<(_ _)> こちらこそよろしくお願いします(土下座姿勢) (2019年3月18日 22時) (
レス) id: 7e1bfd2f3f (このIDを非表示/違反報告)
梨(プロフ) - ひなぎくさん» やっとこさログインしたのでログイン後の初コメをここにさせて頂きます！これからもどうぞよろしくお願いします(*´ω｀*) (2019年3月16日 22時) (レス) id: 041e3e7e6d (このIDを非表示/違反報告)
ひなぎく(プロフ) - 梨さん» 書きます大丈夫です笑 たまには趣向を変えようと思いまして… 読者を泣かせる作品を目指しました(ﾏｼﾞｷﾁｽﾏｲﾙ) (2019年3月16日 9時) (レス) id: 7e1bfd2f3f (このIDを非表示/違反報告)
梨 - 次の短編集に残りのリク書きますよね(威圧)書きますよね!?(心配)っていうか悲恋もたまには良いですね。あぁ〜泣けるよぉ〜。(;つД｀) (2019年3月15日 20時) (レス) id: 9669472f0e (このIDを非表示/違反報告)
Yuri(プロフ) - ひなぎくさん» ありがとうございます！ (2019年3月15日 20時) (レス) id: 0e2245afae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなぎく | 作成日時：2019年1月26日 23時
