きり×しゃけ�� ページ13
シャークんside
？｢…ク……ャ………ーク…？…シャ…ん！｣
シ｢信じてくれっ！俺じゃない！！｣
？｢シャークん！！！｣
『っ！』
パチリと目を開け、起き上がる。ここも暗いが、今度はどこか分かる、きりやんの家だ。俺は荒い息を繰り返し、ベッドの上で半身を起こしていた。
ゆっくりと右隣を見る。そこには困惑した顔をしたきりやんが、心配そうに俺を見つめていた。
｢大丈夫？めっちゃうなされてたし、なんか『違う！』とか叫んでたけど｣
『…ぇ、き、り…やん…？』
｢何？きりやんさんは俺だけど？｣
『本当に…？』
｢どしたの？俺がスマイルにでも見える？…っわ！えちょ、ほんとに何！？｣
俺が抱きついた事に騒ぐきりやんを無視し、きりやんの心臓の辺りに耳を当てる。そこからは確かに彼の生命の脈動を感じた。身体も暖かい。彼は間違いなく生きている。
『良かった…』
｢ちょっと1人で完結しないで？俺全く分かんないんだけど｣
『ほんと、に…良かった……』
安心や嬉しさなどが混じった感情が溢れ出す。彼が生きている事実を噛み締めたくて、さらに強く抱きしめる。
だが、溢れ出したのは感情だけではないようで。
『…っ、……ぐすっ…』
｢…どした？怖い夢でも見た？｣
『…み、っんなが、…ぼろぼろ、でっ、おまえ"も…うじろで、…どざっ…で…』
｢あーもーほら泣かないで？あと何言ってるかさっぱり分かんない｣
『ぅぐっ、…だがらっ…』
｢それは後で聞いたげるから。今は泣き止んでくださーい｣
『…う"んっ……ひ、ぐっ…きりやん…』
｢はいはい、俺はここに居るから｣
そのまま、きりやんに抱きしめられながら、俺は子供のように泣きじゃくった。
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ひなぎく(プロフ) - 梨さん» レス遅くなってすみません<(_ _)> こちらこそよろしくお願いします(土下座姿勢) (2019年3月18日 22時) (
レス) id: 7e1bfd2f3f (このIDを非表示/違反報告)
梨(プロフ) - ひなぎくさん» やっとこさログインしたのでログイン後の初コメをここにさせて頂きます！これからもどうぞよろしくお願いします(*´ω｀*) (2019年3月16日 22時) (レス) id: 041e3e7e6d (このIDを非表示/違反報告)
ひなぎく(プロフ) - 梨さん» 書きます大丈夫です笑 たまには趣向を変えようと思いまして… 読者を泣かせる作品を目指しました(ﾏｼﾞｷﾁｽﾏｲﾙ) (2019年3月16日 9時) (レス) id: 7e1bfd2f3f (このIDを非表示/違反報告)
梨 - 次の短編集に残りのリク書きますよね(威圧)書きますよね!?(心配)っていうか悲恋もたまには良いですね。あぁ〜泣けるよぉ〜。(;つД｀) (2019年3月15日 20時) (レス) id: 9669472f0e (このIDを非表示/違反報告)
Yuri(プロフ) - ひなぎくさん» ありがとうございます！ (2019年3月15日 20時) (レス) id: 0e2245afae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなぎく | 作成日時：2019年1月26日 23時
