私のお父さんは織田作之助【文スト】

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この世界に来てから俺はずっと考えていたことがある。

死んだら俺はこの世界に居た。

なら「死」がトリガーになっているんじゃないか。

そしてもしそれが本当ならAは俺の娘だ。

俺と同じ道を辿っていてもおかしくない。

しかし俺と違ってちゃんと未来の体から生まれてきた。

ならばこの世界で死んだのなら俺が前生きていたあの世界へいけるんじゃないか、否もう行っているのではないか。

そう思い始めていた。

なら俺も死ねばあの世界へ戻れるかもだが俺には生憎未来が居る。

しかもあの世界へ戻ったらあちらからすれば死んだ人間が生き返っているようなものだろう。

そして確実にあの世界に行ける、という確信もない。

だがまだ娘が死んだ。という事実を受け入れられない俺はそう思うことにした。

娘が太宰達に会えたなら、それはもう安全だ。

安心して託せる。

だから頼んだぞ、太宰、安吾。

『任せなよ/任せてください』

そうにっこりと微笑む2人の姿が見えた気がした

俺もこれでようやく一息つける。

愛娘のAが亡くなってから初めて安眠した。

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※織田作死んでません

普通に寝ているだけです笑

これで織田作sideは終わりですので今後出てくることは無いと思います.....多分....

それと安吾が最後出てきているのは作者が

『織田作は安吾に裏切られたけどまだ友達だと思っていて欲しい』

と言う願いがあるからです笑

織田作にとってはどちらも大切な友達ですからね...

まあ、あんまり深くは考えないでください(_ _)

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