第四話 ページ4
朝、祖父の私を呼ぶ声で起こされ、まだ眠たい目を擦りながら１階へと降りて行く。
A｢どうしたの？じいちゃん｣
おじ｢お前、審神者になるのか。｣
怒っているわけではないのだろうが、普段優しく常に笑顔を絶やさない祖父が、真面目な表情で私に問うので、少し身構えてしまう。
A｢だ、ダメなの？｣
祖父｢A、なんで婆ちゃんが死んでしまったか知っているか？｣
病気になったんでしょ？と私が言うと、首を横に振り、
祖父は少し寂しそうな顔をしながら祖母の話をしてくれた。
祖父｢婆ちゃんはなぁ、ある付喪神をかばって敵に殺されたんだ。｣
あまりにも現実味の無い話に、思わず唖然とする。
時間が経つにつれ、ようやく理解が追いつき、祖父にまた質問をする。
A｢その付喪神、まだ居るの？｣
祖父｢生きているかどうかはわからんが、本丸のあった場所なら分かるぞ｣
祖母が身を呈してまで守りたかった付喪神だ、きっと生きているに違いない。しかし、”あった場所”というのが妙に引っかかる。生きていたとしても、地縛霊のように同じ場所にずっといるものなのだろうか。祖母の亡き後の本丸はどうなってしまったのか。知りたいことが多すぎる一方、私なんかが祖母を引き継ぐような形でできるのだろうかと、不安が過ぎる。
祖父｢あの婆ちゃんの孫だ。きっと立派審神者になれる。｣
わしはオススメしないぞ、と祖父は言っていたが、
さっきよりも柔らかな表情になっていた。
A｢じいちゃん。私、やってみるよ。｣
私は机上のペンダントを手に取り、
身支度を済ませて外へ出た。
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こだぬき(プロフ) - はじめまして！楽しく読ませて頂きました！これから主人公さんがどんな風に刀剣の皆様と関わっていくのか楽しみです！また遊びに来させて頂きます！(*^^*) (2019年4月14日 19時) (
レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
氷くん(プロフ) - 面白いです！先が気になりますね〜、更新頑張ってください！！作者さんのポジティブさ好きです(笑) (2019年4月8日 15時) (レス) id: 2d2e894556 (このIDを非表示/違反報告)
琴丸ダイコン - 感想などを頂けると嬉しいです。 (2019年4月8日 13時) (レス) id: d6c283313e (このIDを非表示/違反報告)
琴丸ダイコン - 国語苦手なくせに小説書いてるから日本語やばいですね。本当に申し訳ないです！（全国の刀剣乱舞のファンの方） (2019年4月8日 13時) (レス) id: d6c283313e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴丸ダイコン | 作成日時：2019年4月8日 7時
