第十八話 ページ19
薬研くんがいるお店は本丸から結構遠い。
歩いて三十分くらいたったところでようやく店が見えてきた。
ドアを開け中に入ると、宗三さんが仕事をしていた。
私達の顔を見ると、察してくれたのか、
奥にある部屋を叩き薬研くんを読んでくれた。
ドアから出てきたのは、白衣を着たメガネの男の子。
思ってた以上に小さく細い。骨喰達と同じ脇差だと勝手に思っていた。
薬研くんは私を見てニッコリと笑った。
なんだここの店は、イケメンしかいないのか？
そう思うくらい皆んなかっこよかった。
私は心を落ち着かせるために息を吐いた。
そして、薬研くんの目をしっかりと見て話し始める。
A｢薬研藤四郎さんですか？｣
薬｢ん？あぁ、俺っちが薬研藤四郎だが｣
A｢私と一緒にこの本丸に来ませんか？｣
そう言って出したのは、あらかじめ一期くんから貰っていた、昔の集合写真。
それを見るなり、薬研くんの表情が急に暗くなった。
薬｢かえ·····くれ·····｣
A｢えっ？｣
薬｢そういうことなら、帰ってくれ！｣
薬研くんは、机をバンっと強く叩き、立ち上がった。
突然の事に頭が追いつかない。
何も出来ずただ立ちつくしている所に骨喰と鯰尾が動いてくれた。
鯰｢薬研！俺、鯰尾藤四郎！覚えてるかな？｣
後半少し不安そうに言う鯰尾だが、声と顔を見て薬研は気がついたらしい。
目を大きく見開いていた。
骨｢俺だ、骨喰藤四郎！元は薙刀、今は長脇差。｣
骨喰も自分の変装を全て取り薬研の前に出る。
薬研くんは、驚きすぎて言葉を失っていた。
A｢そして私が、この本丸の審神者·····になる予定のAです！｣
確実になれるとはまだ決まってないんだけどね。
骨｢話だけでも聞いてくれないか？｣
骨喰の言葉に薬研は小さく頷いた。
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こだぬき(プロフ) - はじめまして！楽しく読ませて頂きました！これから主人公さんがどんな風に刀剣の皆様と関わっていくのか楽しみです！また遊びに来させて頂きます！(*^^*) (2019年4月14日 19時) (
レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
氷くん(プロフ) - 面白いです！先が気になりますね〜、更新頑張ってください！！作者さんのポジティブさ好きです(笑) (2019年4月8日 15時) (レス) id: 2d2e894556 (このIDを非表示/違反報告)
琴丸ダイコン - 感想などを頂けると嬉しいです。 (2019年4月8日 13時) (レス) id: d6c283313e (このIDを非表示/違反報告)
琴丸ダイコン - 国語苦手なくせに小説書いてるから日本語やばいですね。本当に申し訳ないです！（全国の刀剣乱舞のファンの方） (2019年4月8日 13時) (レス) id: d6c283313e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴丸ダイコン | 作成日時：2019年4月8日 7時
