芸能人に拾われた【TH】 (ページ14)

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JM side

仕事は順調に進み、今はみんなで宿舎に帰ってる所。

あの後テヒョンアは数分してから楽屋に戻ってきて、＂Aに仲直りしなさいって言われた＂って言ってユンギヒョンと仲直りしてた。笑

JM「テヒョンア、楽しみだね、Aの手料理」

TH「うん、そうだね」

JK「Aヌナがいなくなるって、今更実感湧いてきた」

JM「…そうだね」

テヒョンイが連れて来たことによって、突然姿を表したA。

家をみつけるまで、と言ってもそんなにすぐには見つからず、僕たちもなんだかんだずっと居るんだろう、なんて思ってた部分もあった。

だからきっと、テヒョンアが一番辛いんだと思う。

こいつはAに惚れてる。拾ってきたあの日から。

見てる限り、本人に自覚はないみたいだけど笑

マネ「着きましたよー」

JM「ありがとうございます」

今日はマンネラインが同じ車に乗っていた。

3人ゾロゾロと車を降りる。

玄関まで行くと、もうヒョン達は中に入ってる様子だった。

JK「Aヌナ〜！お腹空きました〜！」

そう言って小走りでリビングまで走って行ったジョングクが、ピタッと動きを止めた。

JK「…なにこれ」

JN「僕らが来た時にはもう…」

JM「どうしたんですか？」

みんなが机を囲って立っていて、状況が読み取れない。

机の前に行くと、そこには確かにAの手料理がラップをかけた状態で置かれていて、そこには小さな置き手紙がひとつ。

＂今までありがとうございました＂

TH「っだから言ったんです！何かおかしいって！！」

JM「テヒョンア！落ち着け！」

YG「…」

状況を理解した瞬間、テヒョンアがユンギヒョンの胸ぐらを掴んだ。

みんなが止めに入るけど、テヒョンアは見向きもしないで続けた。

TH「家を探すまで居てもいいって、許可したのは僕たちですよね？！どうにかしなきゃいけないのは、僕たちだったはずですよね？！」

YG「…テヒョンア、」

こんなに感情的になってるテヒョンア、久々に見たかもしれない。

ユンギヒョンも状況に理解が追いついてないみたいで、苦しそうな表情をしている。

それは他のメンバーも同じだった。

みんな、なんだかんだでAの存在が気に入ってたのかもしれないね。

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