異能者たちの学園１章【オリジナル】 (ページ8)

今日:26 hit、昨日:4 hit、合計:12,263 hit

第七話ページ8

ルリを返してもらい、鎌を消す。

結｢お嬢様ー、普通に接したらどうですー？ねー、ルリー？｣

ブチッ

と、頭の中で何かが切れる音がした。

消したはずの鎌を造りだし、そのまま攻撃をする。

結｢…!!危ないですねー｣

結羽はそのまま同じように氷で剣を造り出した。

寐｢…ねぇ、貴方、私を怒らせて楽しい訳？｣

結｢やだなー。困らせるのが、楽しいんですよー。｣

ブチッ←２度目

寐｢そう……………だったら、死ね！！｣

ガキンとぶつかり合う音。

結｢あー、前から寐莠お嬢様とはバトルをしてみたいとは思ってましたが…俺、負けるかもしれないです。｣

寐｢願ったり叶ったりだわ！死ね！！｣

**一時間後**

寐｢ふん｣

鎌を消す。

結｢いたた………｡普通、執事に本気でします？｣

地面に座っている結羽に近づき、傷のある場所に手を向ける。

結｢…治癒するなら最初からしないで下さい。｣

寐｢明日から傷がどうとかで執事の仕事を怠ってもらったら困るわ。｣

結｢ありゃー、バレちゃった。｣

ニコニコと笑う。

寐｢黙ってたら、そこそこカッコいいのに。残念だわ。｣

それだけ言って、立ち上がる。

さて、影縫夜鷹を探そう。

頬に傷をつけてしまったわ。