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第三十七話 ページ38

無事に会議が終わり、部屋に戻る。

寐「…………貴方また来たのね。」

悠「寐莠が気に入ったからね、」

寐「……邪魔よ。」

悠「あ、甘いのが好きなんだよね?はい、チョコ。」

寐「…そ、そんな誘惑に引っ掛かるわけ……!!」

結「お嬢様。手が伸びておりますが?」

寐「…ふん」

チョコ食べたかった(´・д・`)

紗「失礼します!」

ガチャ

寐「…部屋に入るときはノックをしなさい!」

ガチャン!

閉めた。

紗「す、すいません!」

コンコン

寐「…どうぞ」

紗「失礼します!……………?」

部屋に入った佐々倉さんは、結羽を見て

紗「こ、これが、執事!」

と、叫んだ後、スケッチブックを出して絵をかきはじめた。

寐「…用がないなら出ていってちょうだい。」

紗「ああっ!すみません!紗希ってば、ううん、私ってば!」

言い直した。

用を聞くとさっきの会議で分からない所を聞きにきたらしい。

悠「へー、炎を扱えるんだ〜」

紗「!?あ、はい!」

寐「…用が終わったなら、帰って下さる?」

そのまま二人を追い出した。

もちろん、悠太が持ってきた貢ぎ物はちゃんと頂いたが。

結「しっかり、ちゃっかり、ですね」

寐「…夜鷹を呼んで頂戴。これと同じのを作ってもらうわ。」

結「え?同じのを?」

寐「…いいから、呼びなさい!」

結「ハイハイ。分かりました。」

さて、お裾分けしますか。

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作者名:シア@卯月 雛菊余接 | 作成日時:2014年3月21日 22時

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