今日:3 hit、昨日:37 hit、合計:12,277 hit
小|中|大
第二十七話 ページ28
夜鷹に「外に出たいか」と聞かれた。
逆に夜鷹はどうかと聞けば、「分からない」と。
寐「全く、せっかくの生チョコが台無しだわ!」
結「ならば俺が食べていいですか?」
寐「なに言ってるの?あとは、明日よ。」
結「……………………」
寐「…と、言いたい所だけどあげるわ。」
結「おや。珍しい。じゃあ、頂きますね。」
寐「…アイツ、自分のことがわかって無さすぎるわ。」
頭を抱えてしまう。
結「ですが、お嬢様。分からない人間なんか沢山います。っていうか、この学校に入学した時点で、」
結羽が生チョコを一個頬張る。
結「逃げれるわけ、ないじゃないですか。」
寐「…わかってるけど、」
結「そうだ。お嬢様が死んだら、ちゃんと俺が燃やしてあげましょう!」
ドヤ!という風に言う結羽。
寐「…あんたと私は同い年でしょうが!なんで私があんたより先に死ぬことになるのよ!?」
思わず立ち上がる。
結「だってお嬢様、すぐ怒るじゃないですか。」
寐「あんたが怒らせてるんでしょうが!」
全く、どいつもこいつも。
あー、イライラする。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
2人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シア@卯月 雛菊余接 | 作成日時:2014年3月21日 22時