私は9人目のサーヴァンプ…の、はず… (ページ14)

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14、佳境の契約ページ14

鈴原side

どうしても城田君が心配だったから、私はこっそり城田君のあとをついていった。
すると…

「えっ…。」

眼帯をつけた男の人と、城田君と水色のジャケット(？)を着た人が戦っている。

「どういうこと…？」

そういえば、さっき、城田君が私に「逃げろよ！」って言ってたな…。

もしかして、城田君はみんなを守るために戦ってるの？

城田君には、そんな力があるの？

ーーーどうして私には、みんなを守る力がない
の？

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Aside

「逃げろよ！」って言われたけど、やっぱり気になって、物陰からこっそり2人を見ている。

2人とも、息が合った戦い方してるなー…すごい…。

『行くよ、〇〇！』

『めんどくせー…。』

あれ、なんだろこれ…

『やっぱり主人(イヴ)と真祖(サーヴァンプ)は息ぴったりじゃないといけないねー。』

これは…私の、記憶？

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…気がつくと、私は真っ白な空間にいた。

『何で逃げようとしてるの？』

声の方を向くと、白いド〇クエのスライムみたいなのがいた。

『何で目をそらそうとしてるの？』

「目をそらすって…何のこと？」

『君は逃げちゃだめなのに。君は苦しまなくち
ゃだめなのに。
だって、君は…

ーー〇〇〇だったから、〇〇にされたの
に。』

…そうか、私はーーーーー