【njsj】お嬢様は“こんばんは”と言う［２］

〃 ページ35

‐


『今日ね、お絵描きしたの』


？ ｢あら、そうなの？私に見せてほしいな｣


『はい、これ』


？ ｢……！ これ貴方が描いたの？｣


『うん』


？ ｢自分で考えて描いたの？｣


『ううん。手が勝手に動いたの』


？ ｢そっか……貴方は絵が好きなのね｣


『うん！絵は大好き』



《そう言った少女の目は、曇りきった瞳から晴れきったキラキラした瞳へと変わりました》



？ ｢そう……。絵はずっと好きなままの方が良いよ。
将来、きっと役に立つ｣


『ほんと？じゃあ頑張ろうかな』


？ ｢うん。頑張ってね。


‐



私(ジブン)の分まで｣



『？ うん。頑張る』




《女性はそのまま少女に背を向けて歩き出した》



＞この女性はいったい……

＞これが一葉が絵を描くようになった理由？

＞私の分まで？？

＞ジブンの分までってどういう事？

＞というかナレーション誰なんだよ



‐

【配信】推しガチャ引こうの会【一葉】【#prsk】→←【おはなし】ひとつめ【一葉】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す