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長尾 「んぁ〜……みずぅ……」
『お水ですか?取りに行きますよ』
『すみません、どれが長尾さんのお水ですか?』
「左のかな?」
『ありがとうございます』
長尾 「みず……」
『危ないので、立たなくて大丈夫ですよ』
そういって、立ち上がる長尾さんを支えようとした時だった。
ギュッ
目の前が勝色で埋め尽くされた。
すぐにその勝色は長尾さんのものだと分かった。
“長尾さんに抱きしめられている”
『!……っ、長尾せ』
私の体に全体重を乗せられる。
長尾さんに抱きつかれたまま、へなへなと膝から崩れ落ちる。
すると、甲斐田さんがお手洗いから戻ってきた。
甲斐田 「!?長尾何してんの!?」
弦月 「景くん!?」
ドクドクと″いつもより″、少し早い心臓の音が聞こえる。
‐
遠巻きに見ていた他ライバーの叫び声や悲鳴、驚愕の声が聞こえる。
甲斐田さんと弦月さんが必死に長尾さんを話そうとするがなかなか離さない。
『大丈夫です……か……ッッ』
長尾さんは泣いていた。
あの、長尾さんが泣いていた。
長尾さんの頬には一つの雫がスッーと流れていた。
長尾 「…………かえって……」ボソッ
『甲斐田さん、お手数おかけしますが、少し体勢を直すのに手伝って頂けないでしょうか?』
甲斐田 「全然大丈夫だよ!長尾も離すね」
『んー、長尾さんは体勢が直ってから外してください。今外すと多分顔面から落ちてしまうので……』
甲斐田 「了解」
ーーー
遠巻きに見ていたライバー
[星川+ぐんかん]
星川 「え?抱きついた!?え???」
「ギューってしてる!?ギューって!!」
郡道 「星川うるさいわよ……」
神田 「少し落ち着きなさい……」
[アラサーランク帯(一部)]
花畑 「あれは……一葉と長尾か??」
社 「は?あいつ何してんの!?」
夢追 「え???何であーなってるの?」
[アッキーナ]
明那 「スゥースゥー……Zzz」←夢の中
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こういうの書いて見たかったんです。
リンちゃん、学生設定にしてますが、高校生〜大学生です。
年齢は〜二十歳手前ぐらいです
今のところVΔLZ強めですが、この作品はVΔLZと三枝明那さんがメインです
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甘夏檸檬🍋 - 文ストの太宰さん出てこないかなって思ってたら中也出ててびっくりした! (2022年11月16日 23時) (レス) @page14 id: a4e8c138c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:胡蝶蘭。 x他1人 | 作成日時:2021年12月30日 22時