【njsj】お嬢様は“こんばんは”と言う［２］ (ページ19)

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『えーと、どこだろう……』

?? ｢あっ！リンちゃんいた！！｣

『え？甲斐田さん？』

甲斐田｢実は、アッキーナが…………｣

『分かりました。すぐに行きます』

甲斐田｢こっちです！｣

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甲斐田｢リンちゃん、ここです｣

明那｢あっ！リンやん！｣

着くとそこには、VΔLZ、兄さん(明那)が集まっていた。

多分、VΔLZの二人と兄さん、甲斐田さんで呑んでたところだろう。

兄さんは顔を真っ赤にして、呂律の回らない口を必死に動かして私に何か話している。

ちなみに、長尾さんも顔真っ赤でベロベロになっている。

『これ、どうしたんですか？』

甲斐田｢実はアッキーナ、長尾のやつを間違って飲んでしまって……長尾の結構度数あったから、強かったのかも……｣

『なるほど、それは回収しないとですね』

甲斐田｢……あ、アッキーナ寝てる……｣

『え、嘘……ほんとだ……』

『すみません、回収時間かかるかもしれません』

甲斐田｢じゃあ、アッキーナが起きるまで話しましょう！｣

『はい、そうしましょうか』

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弦月｢ん？あれ、リンちゃんじゃん｣

『弦月さん、お久しぶりです』

甲斐田｢そっか、リンちゃんとお弦会ったことあるのか｣

『この前ぶりですよね？』

弦月｢そうだね。ごめんね、ちょっと長尾がヤバイときに……｣

長尾｢んぁ～…………えぁ、リン？｣

『長尾さん、こんばんは』

長尾｢こんばぁ……わぁ｣

『これ、かなり仕上がってますね……』

甲斐田｢でしょ？多分そのうち寝るから、ほっといても大丈夫だよ｣

『長尾さんって結構抑える方ではなかったですか？』

甲斐田｢ちょっと周りのペースに呑まれたみたい｣

『な、なるほど』

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