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45話 ページ47

side陽愛

もうみんな帰っただろう

走る。走る…

早く…

バンッ

勢い良くドアを開ける

そこには勇次郎がいた

待っててくれたのかな

出ていこうとする勇次郎の手を止める

陽「まって!」

勇「なに?僕用事あるんだけど…」

だるそうに答える勇次郎

陽「わたしの方が大事な用事だから」

勇「分かったよ」

呆れたように席に座る勇次郎

座っている勇次郎の横に立つ

陽「まず謝りたいの。ずっと避けててごめんなさい。」

勇「うん。」

陽「ずっと考えてたの…真依のこと」

勇「南?南がどうしたの」

陽「その…真依が…勇次郎を好きって」

勇次郎は驚いた顔をしている

陽「聞いた時悲しかった。でも、真依も1人で悩んだんだなって思って、考える時間が必要なんじゃないかと思って。」

陽「真依が真剣に悩んでるのに、いつもみたいに勇次郎と話したら真依が気持ちの整理つかないと思ったの」

陽「だから…話さないようにしてた…ごめん」

勇「はぁぁ…そういうのは言ってね?」

陽「人の気持ちって勝手に言っちゃダメだと思って…」

ペチン

デコピンをされた

陽「痛った!?」

勇「なに?俺の気持ちは?考えたことある」

勇次郎の気持ち?

勇「陽愛に避けられてどれだけ寂しかったか」

陽「ごめん。ごめんね!」

私は罪な女だ…親友の気持ちはバラしちゃうし、彼氏一人にも気を使えない。

勇「陽愛が何で悩もうとそれは陽愛の勝手だよ?」

陽「うん…」

勇「でも、相談してくれてもいいんじゃない?」

陽「正論です。いいかえせません」

勇「言い返さなくていいの」

陽「私が言うのもなんだけど…私も寂しかった」

勇「陽愛も?」

陽「ホントはもっと一緒に帰りたかったし、ご飯も食べたかったし…」

勇「陽愛」

そう言って勇次郎は私を抱き寄せる

丁度勇次郎の頭がお腹に当たってくすぐったい

陽「勇次郎…もう1人で悩まない」

勇「うん。そうして」

陽「ちゃんと1日1回は勇次郎と話す」

勇「うん。」

陽「一緒に帰る」

勇「うん。」

陽「私だけなんか決意してない?」

勇「だって陽愛が悪いんだもん」

陽「それはごめんなさい」

勇「愛蔵とかほかの男子のところ言っててちょっと嫉妬したんだからね」

私のお腹で頭をグリグリする勇次郎

勇「座って?」

勇次郎が指したのは太もも

座ると、ぎゅっと抱きしめられる

勇「お願いだからこれ以上寂しくさせないで?」

陽「ごめんね」

そう言うとキスをされる

それで分かった

彼には負ける絶対

46話→←44話


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作品ジャンル:恋愛
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$_$(プロフ) - そめじろうwwwwめっちゃ好きです!頑張ってください (2020年11月15日 13時) (レス) id: 37d4b42330 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - あ、そうなんですね…残念です (2018年12月17日 20時) (レス) id: 5c318f5528 (このIDを非表示/違反報告)
苺恋(プロフ) - 匿名希望さん» あ、この小説は名前変わらない仕様です(>_<) (2018年12月17日 19時) (レス) id: cef39a4942 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 名前が変えれないバグが発生してます… (2018年12月17日 13時) (レス) id: 5c318f5528 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kerota | 作成日時:2018年8月4日 22時

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