勇次郎との恋愛

16話 ページ18

〜部屋〜side陽愛
陽「た、ただいま〜」

あれ、みんなまだ帰ってない……

って勇次郎は？

陽「ゆーじろー？」

って……ん？なんか布団盛りあがってる？

陽「勇次郎。隠れても意味ないよ」

布団に手を伸ばした時
不意に腕を掴まれた

陽「わっ！」

だ、抱き締められてる！

陽「勇次郎……？」

勇「ごめん。」

陽「え！？こっちが謝らないとなのに！」

勇「ごめん」

陽「謝んないで」

勇「！……うん」

陽「皆に言われて気づいたの。赤原くんに同じことしようとしてたのが嫌だったんだよね……？」

勇「うん。ひとつ言っていい？」

陽「ん？いいよ？」

勇「赤原と話さないで……」

可愛いと思ってしまった……
ってこんなこと考えてらんない

陽「う、うん。分かった！」

勇「愛蔵ともね」

陽「あ、愛蔵は幼馴染だし……」

勇「陽愛？」ﾆｺｯ

怒ってらっしゃる……！

陽「でも、話さないっていうのは無理だから必要最低限の会話だったらいい？」

勇「………………う、ん」

陽「勇次郎。こっち向いて？」

勇「ん？……ん！」

自分からキスするって結構恥ずかしいな…

陽「えへへっ！しちゃった〜」

勇「不意打ち禁止って言ったじゃん」

陽「ごめん……んん！」

キスされてる……！

しかも結構深い！
何度も角度を変えて繰り返される
啄むようなキスは初めてで……

勇「ﾌﾟﾊｧ……お仕置きね」

陽「もう！勇次郎ったら！」

勇「よし、準備するか」

陽「そうだね！女子は6時からで男子は6時半からだよね！」

勇「うん。」

4人「「ただいまー」」

ひ「あれ、なんか空気重い」

陽「そそそそそんなことないよ！！」

南「怪しい〜もしかして勇次郎！わたしの陽愛になんかしたの！？」

勇「お前のじゃねぇって。」

愛「なんかしたのは否定しないんだ」

陽「もう！愛蔵は黙ってて！」

赤「ﾁｯ」

えぇ！舌打ち！？あの赤原くんが？！

勇「おっと怖い怖い。」

喧嘩を売るようなこと言わないでよ！

赤「本格的に行かないとダメみたいだな」

こわっ！


陽「お、お風呂イッテキマース……」

赤「逃げるな」

なんか腕掴まれてるんですけど！？
痛いし……！

陽「痛いよ！」

勇「離せって！」

赤「あーあー焦っちゃって……w」

痛いわ！そろそろ限界……

ｶﾞﾁｬｯ

クラスの男女「「陽愛ちゃん遊びに来たよ！」」

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