うらたぬきの妹です。現在、炎上しております（白目）

炎上22 ページ24

｢・・・まぁ、別に無理に話せとは言わねーけどさ｣

｢・・・抱え込むなよ｣

そう言ったお兄ちゃんの目は、真剣過ぎるほどだった。

しかし、同時に悲しそうでもあった。

・・・自分は頼りにならない、とか思ってるのかな。

そんな事ないのに。頼りになりすぎるくらいなのに。

・・・って、言いたいんだけどなぁ。

泣きすぎて、喉も目も、全部からからで、大事なとこで、大事な言葉を発せないや。

なんで私って、こんなに弱いんだろう。

｢・・・うん｣

そう言うのが精一杯で、せめてもと思って、笑顔で頷いた。

私か頷いたのを見ると、お兄ちゃんはどこか複雑そうだったけど、安心したように、｢ん、偉いな｣と言った。

｢・・・で、その目で仕事行く気？｣

ギクッ。

｢駄目かな？｣

｢ダメに決まってんだろ周りの奴らに心配されるじゃねえか｣

｢やっぱり迷惑かけたらダメだよね・・・｣

｢そうじゃなくてさ、心配されるってことは男にも必要以上に話しかけられるってことだろ？？誰がそんなの許すと思う？？？絶対ダメだからな？？？？？ただでさえ可愛すぎて男を引き寄せちゃって始末がめんどくさ・・・大変なのに、それ以上に寄ってきたらもうホイホイじゃねぇか！！！！！！！誰の妹がホイホイだよ！！！！！」

｢いや自分で言ったじゃん？？？？？ほんで始末って何？？？？？？」









なんか最近シリアス寄りになってるけど大丈夫かな・・・

炎上23→←炎上21

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す