兄妹でも、幸せになりたい。【竈門 炭治郎】

幸せって。6 ページ10

「ねぇ、お兄ちゃん。あの、猪さんは？」

炭治郎「あぁ、彼奴は嘴平伊之助。今喉を痛めてるみたいなんだ。伊之助も、俺の同期だ。」

「そうなんだ・・・。あ、私もちょっと怪我してさ。ここの部屋で休む事になったから、宜しくね！」ﾆｺｯ

炭治郎「ああ！」ﾄﾞｷｯ

お兄ちゃんと同じ部屋なんて・・・。緊張する・・・。

善逸「ていうか良いなぁ炭治郎。お前こんなに可愛い妹が二人もいんのか！？2人！？2人だぜ！？なぁ炭治郎ぉ〜、片方俺にくれよぉ〜。もう2人でも良いからさ？ほらほらぁ〜。」

炭治郎「駄目だ！！善逸に禰豆子とAはやらん！！2人にはもっと良い人のところに嫁に行ってもらう！！」

ｽﾞｷｯ

やっぱり、私とお兄ちゃんじゃ・・・。

葵枝《いつかは必ず、お兄ちゃんと幸せになれる時が来るわ。》

葵枝《それだけは、忘れないで。》

・・・そうだ、お母さんが言ってくれた。私とお兄ちゃんだって、兄妹だって、幸せになれるんだから・・・！！

善逸「何？俺が素敵じゃないって？え？何この人？怖いんだけど！？」

炭治郎「・・・。」

善逸「えぇ！？否定してくれよぉぉぉお！！」

「あ、お兄ちゃん、禰豆子は？」

炭治郎「禰豆子か？禰豆子はその箱の中にいるぞ。でも、今は眠っているかもしれない・・・。」

「寝てるのかぁ。なら起こす訳にはいかないね。」

炭治郎「優しいな、Aは。」ﾆｺｯ

「う、ううん！別に普通だって！！」ﾄﾞｷｯ

あぁもう！！心臓の音が煩い！！！

へっ、安◯晋三ってか？←

はいちょっと静かにして下さい！！←

そしてその後、暫く暇な日々が続いた。

だって私腕怪我しただけだしぃ！？別に薬のお陰で痛みもないしぃ！？しぃ！？しぃ！？(Echo)←

何かお兄ちゃんは凄く頭痛に耐えたりしてたよ？大変そうだなーって思いながら見てた←

タンポpンﾝ゛善逸は、薬飲んだかでずっと騒いでたし・・・。

伊之助さんはずっと落ち込んでた。負けず嫌いなのかな？私もだけどさ・・・。猪で顔見えないし・・・。

多分面倒臭いタイプだと思うんだ！←

さてと、そろそろ1週間かなぁ。

多分機能回復訓練がある筈・・・。すみちゃんきよちゃんなほちゃんのやつ痛いんだよなぁ・・・。

私は特別にしのぶちゃんとカナヲちゃんにやってもらってる！！

「しのぶちゃーん！」

胡蝶「A、来ましたか。では、始めましょう。」

内容は同じ。一つ違うのは、最後に木刀での手合わせがある事だ。

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