兄妹でも、幸せになりたい。【竈門 炭治郎】

幸せって。2 ページ6

ﾌﾟｲｯ

禰豆子「フン、フン。」

産屋敷「如何したのかな？」

白髪「女の子はそっぽを向きました。不死川様に三度刺されていましたが、目の前に血塗れの腕を突き出されても我慢して、噛まなかったです。」

産屋敷「ではこれで、禰豆子が人を襲わない事の証明が出来たね。」

不死川「！！」

炭治郎「！！」

まぁ稀血の不死川さんの腕を噛まなかったんだもん、大きな証拠だよね。

ﾊﾞｯ

伊黒「何のつもりだ？冨岡・・・。」

冨岡「・・・。」

いや何か言わないと怒られるよ←

産屋敷「炭治郎、それでもまだ禰豆子の事を快く思わない者もいるだろう。」

炭治郎:はっ

ｻﾞｯ

産屋敷「証明しなければならない。これから、炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として闘える事、役に立てる事。」

産屋敷「十二鬼月を倒しておいで。そうしたら皆に認められる、炭治郎の言葉の重みが変わってくる。」

炭治郎「俺は・・・。俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します！！俺と禰豆子が必ず！！悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう！！」

産屋敷「今の炭治郎には出来ないから、まずは十二鬼月を一人倒そうね。」

炭治郎「はい。」

「ｸﾞﾌｯ。」

よし、耐えた！耐えたぞ！皆には聞こえない音量で吹き出した！←

産屋敷「鬼殺隊の柱達は当然抜きん出た才能がある。血を吐くような鍛錬で自らを叩き上げて死線を潜り、十二鬼月をも倒している。」

産屋敷「だからこそ柱は尊敬され優遇それるんだよ。炭治郎も口の利き方には気をつけるように。」

炭治郎「は・・・はい。」

産屋敷「それから実弥、小芭内。あまり下の子に意地悪をしない事。」

伊黒「・・・・・・御意。」

不死川「御意・・・。」

産屋敷「これで炭治郎の話は終わり。下がって良いよ。そろそろ柱合会議を始めようか。」

胡蝶「でしたら竈門君は私の屋敷でお預かり致しましょう。」ﾆｯｺｰ

甘露寺・A(可愛い)ｷｭﾝ

炭治郎「え？」

胡蝶「はい連れて行って下さい！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

隠「前失礼しまァす！！」ﾄﾞｩﾜｯ

はっや。流石プロだな。it's！プロミス！←

産屋敷「では柱合会議を・・・((炭治郎「ちょっと待って下さい！！」」

炭治郎「その傷だらけの人に頭突きだけでもさせてもらいたいです、絶対に！」

隠「黙れ！！黙っとけ！！」

炭治郎「禰豆子を刺した分だけ絶対に！！！頭突きなら隊律違反にならない筈・・・！」

隠「黙れ！！指剥がせ早く！！」

ｽ

ん？何か無一郎君から怒りの味が？

ﾋﾞｼﾋﾞｼﾋﾞｼｨ

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