兄妹でも、幸せになりたい。【竈門 炭治郎】

幸せって。17 ページ23

ﾀｯﾀｯﾀ

そうだ、美智子さんの安全も確認しに行かなくちゃ。

「えーっと、何処行ってたかなぁ。」

・・・確か・・・。



「・・・いた。」

さっき聞き込みをしたお店だ。

あ、ちな匠は美智子さんを避難させに行きましたお☆←

時透「・・・！A・・・！」

「ﾊｧｲﾑｲﾁﾛｫｳ(某有名ホラー映画のピエロ風)」←

時透「・・・ごめん、僕気絶させられてたみたいで・・・。」

「あぁ、全然良いんだよ。不可抗力だし。」

時透「でも・・・。」

「いーから！気にしない気にしない。」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

そう言って無一郎君の頭をポンポンした。

時透「・・・。」

あれ？黙っちゃった？？

あ、そうだ。

「ねぇ無一郎君。美智子さんは？」

時透「？美智子さんって誰？」

あ、そっか。気絶させられた後だから、知らないのか。

まぁどっちにしろ忘れると思うけどね？←

「あ、えっと、聞き込みしてた人。」

時透「・・・？・・・あ、思い出した。あの人か。ここにいるけど。」

「ほんと！？無事なんだね！？良かったぁ・・・。」

美智子さん「本当に、有難うございました・・・！」

「いえ。鬼殺隊として当然の事です。では、これからお気をつけて。」

美智子さん「はい、有難うございました・・・！」

「あ、そうだ！匠。」

匠「ほいほい。これ、どーぞ。」

美智子さん「え・・・？」

匠が渡したのは、藤の花の匂いがするお守りと、藤の花の種。

「それは、鬼が寄ってこない花です。それを家の前に植えると、鬼が来なくなります。でも、枯れるので気を付けてくださいね。」

美智子さん「何から何まで、本当に有難うございました・・・！」

「いえ！では、さようなら！」

美智子さん「はい・・・！」

帰り道、無一郎君にこんな事を言われた。

時透「・・・ねぇ、A。」

「？如何したの？むいちろーくん。」

時透「・・・この後、暇？」

「・・・うーん。この後は蝶屋敷に行こうかなぁって思ってるんだよねぇ。その後は多分暇だけど・・・。」

匠「いや、任務です。」

「マジっすか！」

「って事です。何で？」

時透「・・・いや、何もない。じゃあね。行くまでに転けないようにね。」

「？はーい。分かったー！じゃあね、無一郎君。あた今度ー！」

時透「うん。」

そして蝶屋敷に向かいました！(◯魂のアンパンさん風)←

〜Aが帰った後の無一郎君〜

時透「・・・今度は、僕が守らなくちゃね。」

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